【新宿区】タワーレコード新宿店に廃材アート!アーティストの感性はジャンルを超えても可愛く発揮!
廃材アート、というものをご存じでしょうか。
普通なら廃棄されるようなものを材料にして芸術作品を作る、というものです。
芸術品と廃材……一見すると真逆のものが一緒になることで、新しい価値が宿る感覚。それに面白みを感じる方は、廃材アートにすでに興味をお持ちかもしれませんね。
今回、22/7(ななぶんのにじゅうに)というアイドルグループのバーチャルアイドル・永峰楓(ながみね かえで)さんが、廃材アーティストのいなずみくみこ先生と共に制作した廃材アートがタワーレコード新宿店に展示されると知り、実際に見に行ってきました。今回はその様子をお伝えします。
※会期は11月27日(月)まで。
タワーレコード新宿店
JR新宿駅の東南口。駅を出てすぐ目の前にあるお洒落なビル、Flags(フラッグス)。このビルの9階と10階部分にタワーレコード新宿店はあります。
22/7(ななぶんのにじゅうに)作品展示コーナー
22/7メンバーによる作品展示コーナーは9階部分にありました。上りエスカレーターを降りて右側へ進んだ先の、左側の壁面に展示されていました。
新曲発売の関連イベントということで、グループのメンバーが製作した作品が展示されていました。どれも個性的な作品!メンバーが一所懸命に制作した作品は、ファンの方にとっても心に響くものばかりではないでしょうか。
永峰楓さんの廃材アート作品
実際に見たかった永峰さんの作品はこちら!
この作品を制作するため、いなずみ先生と永峰さんは、廃材を神奈川県の三浦海岸で拾い集めることから始めたそうです(「22/7計算中」という東京MXの番組で放送されていました)。
海岸に打ちあがった廃材。そのままだったら、きっと好意的に愛でることなんてなかったのに……出来上がった作品は、なんとも可愛らしい!
「謎の力」という曲名から連想した「ちからこぶ」、見つけられますでしょうか?
個人的には、劣化したポリバケツに顔が表現されることで、ポリバケツの傷が味に見えてきました。新品では出せない味わい。好きです。
番組では、いなずみ先生が永峰さんの廃材を見つけてくるセンスを褒めていました。
浜辺に打ちあがった野球ボールを拾う時に「大谷選手のホームランボール!」と楽しそうに話していた永峰さん。その明るい視点のおかげで、廃材が一気に価値あるものに変化したようでした。
廃材アートは、英語ではjunk art(ジャンク・アート)と呼ばれ、歴史を遡るともう100年ほどの歴史があるアート手法です。
近年はSDGsの流れもあり、廃材アートに興味を持つ方も増えてきたのではないでしょうか。
今回の永峰さんの作品を直に見て、「捨てる神あれば、拾う神あり」という諺がしっくりくるようでした。
タワーレコード新宿店には魅力がいっぱい
そして、22/7のコーナーの隣には、椎名林檎さんの衣装も展示されていました。
椎名さんが実際に衣装を着たライブ映像がモニターに映されていて、衣装を着こなす椎名さん、本当に素敵!と思いました。
そして、最近は音楽を聴くのに、スマホアプリでダウンロードするばかりでしたが、実際に店舗へ行くと、CDを買うこと以上の楽しさがあることを再認識しました。
今回ご紹介した22/7の作品展示は11月27日までとなりますが、タワーレコード新宿店では、これからも素敵な出会いがあると思います。新宿駅を利用する際には、少しだけ足を延ばしてお店に訪れてみてはいかがでしょうか。
お店の情報
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タワーレコード新宿店
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【住所】東京都新宿区新宿3-37-1 フラッグス9F~10F
【電話番号】03-5360-7811
【営業時間】11時~22時
【定休日】不定休(フラッグス休業日に準ずる)
【ホームページ】タワーレコード新宿店