猫の性格はなにで決まる?猫の主な性格タイプ5つを解説!あなたの愛猫はどのタイプ?
気まぐれでマイペースなイメージのある猫ですが、実は個体差が大きく、それぞれ異なる性格を持っているもの。そしてそんな猫の性格は、遺伝や環境などさまざまな影響を受けて、主な5つの性格タイプに分類することができます。
そこで今回は猫の性格がどのように決まるのか、そして5つの性格タイプについて詳しく解説します。猫好きさん、猫の飼い主さん必見の内容です。
1.猫の性格はどうやって決まる?
猫の性格には遺伝・経験・環境の影響が大きく関係しているといわれます。
まず遺伝的には、品種によって性格の傾向が異なります。たとえばシャム猫はよく鳴く傾向があり、ペルシャは大人しい性格の猫が多いといわれるように。
また環境・経験の影響としては、子猫時代の母猫との関係や飼い主との関わり方が大きく影響します。たとえば子猫時代に母猫や兄弟と関わり、社会性を学んだり愛情を注がれたかなど。
こうした適切な社会化の時期を逃すと、人付き合いが苦手になることもあるようです。
なお「ひとなつっこさ」は猫の父親に似るという説もあり、社交的な父をもてば子も社交的に、内気な父をもてば子も内気になる傾向があるのだとか。
しかし猫の性格は型にがっちりはまって決まるものではありません。遺伝や経験・環境というのは性格を決める要因として考えられていますが、これらに影響されない猫の性格も十猫十色です。
2.主な猫の性格タイプ5つ
猫の性格パターンは大きく分けて、甘えん坊・臆病・野性的・無関心・王子さま(お姫さま)タイプの5つに分類できます。一般的な傾向としては以下の通りです。
A.甘えん坊で人付き合いが好き
飼い主との絆を求め、甘えん坊でスキンシップを欲しがる。おもちゃ遊びが大好き。いつまでも子猫気分が抜けない
B.臆病で内気タイプ
物音や環境の変化に敏感で、すぐに隠れてしまう。新しい人を無視したり、避けたりしがち。基本的に飼い主以外には、なかなか心を開けない。
C.野性的なワイルドタイプ
独立していて、野生時代にいちばん近しいタイプ。猫のルールをきちんと守り、飼い主にデレデレになるのは少なめ。
D.無関心なぬいぐるみタイプ
飼い主や同居猫、人間関係に興味が薄い。自分のペースで生活して、急にだっこされてもあまり怒らないうえに、喜ぶことも少ない。
E.王子さま・お姫さまタイプ
賢く自分の道を曲げない。気が強く飼い主にも同居猫にも屈しない傾向あり!ツンデレな猫が多く、ツンツンしていてもやはり飼い主の動向は気になる。
3.あなたの愛猫はどのタイプ?見分け方を紹介
愛猫がどのタイプなのかを見分けるポイントは、次の通りです!ぜひ参考にして愛猫の性格タイプを判断してみて下さい。
A.甘えん坊で人付き合いが好き
・遊ぶときは「遊びとナデナデお願いします」
・ごはんは「飼い主がくれたものならなんでもよく食べる」
・大きな音がすると「びっくりして飼い主に駆け寄りがち」
・スキンシップを試みると「ゴロゴロ、スリスリやめられない」
(ひとことアドバイス)
→猫の求めるままに、存分に甘えさせてあげましょう!
B. 臆病で内気タイプ
・遊ぶときは「気になるけど、なかなか出向けない」
・ごはんは「ゆっくり、数回に分けることも」
・大きな音がすると「即座に身を隠す!」
・スキンシップを試みると「一旦逃げる」
(ひとことアドバイス)
→無理強いはしない!猫が落ち着く空間をつくってあげましょう!
C.野性的なワイルドタイプ
・遊ぶときは「ハッスル!遊びに夢中!」
・ごはんは「すぐに食べつくす」
・大きな音がすると「びっくりするけど、そのあとに様子確認」
・スキンシップを試みると「気分じゃないと、逃走」
(ひとことアドバイス)
→積極的にスキンシップは取ろうとせず、見守るようにしてあげるとベター
D.無関心なぬいぐるみタイプ
・遊ぶときは「反応するときもあれば、スルーもする」
・ごはんは「すぐに完食するときもあれば、ダラダラ食べてしまうことも」
・大きな音がすると「びっくりするけど、その後気にしない」
・スキンシップを試みると「されるがまま」
(ひとことアドバイス)
→猫の思うままに行動させてあげましょう。適度に遊びに誘ってみるのもgood
E.王子さま・お姫さまタイプ
・遊ぶときは「好きな遊びじゃないと参加しない」
・ごはんは「好きなもの以外食べないがち」
・大きな音がすると「振り向くだけ」
・スキンシップを試みると「その気がないと怒る」
(ひとことアドバイス)
→積極的にかまってあげる必要はありませんが、スルーはNG!声がけをして「見ているよ」とアピールしておきましょう。
4.まとめ
猫の性格は遺伝や経験、環境によって大きく左右され、5つの主な性格パターンにわけられます。ぜひ今回紹介した内容を元に、愛猫の性格がどのタイプにあたるか調べてみてくださいね。
ただ猫の性格は十猫十色です。紹介したタイプに当てはまらない猫もたくさんいるでしょう。その場合は、愛猫がどのようなタイプでどのようなことを好むのか、愛猫だけの特別な魅力を見いだしてみてください!