スマートに振る舞ったつもりが逆効果・実はNGなレストランでの思いこみ行動5選
高級レストランでのお食事。
改まった場だからと、スマートに振る舞っているつもりでも、実は逆効果であることも。
そこでこの記事では「こうするのがよいのでは?」と思いがちな、レストランでのNG行動について、お伝えします。
カップルでの入店は、順番に注意!スタッフを困惑させる歩き方
フレンチなど洋食のレストランに、カップルで行く場合、男女の歩く順番にご注意ください。
スタッフが席まで誘導する場合「スタッフ→女性→男性」の順に歩きます。
日本では「男性の後に、女性が3歩下がって歩く」のようなイメージがありますね。
そのため、男性が先に歩いてリードしがちですが、実はこの順番、スタッフが誘導しづらくなるのです。
欧米では、レディファーストという概念があります。これに従い、スタッフは女性を先に誘導し、奥の席など上座に案内します。
男性が先に歩いてしまうと、この動きがスムーズにいかず、おかしなことになってしまうのです。
ワインのホストテイスティング後に、感想を言う
ワインをオーダーすると、まず、ホスト(ワインをオーダーした人)に少量のワインが注がれます。
これをホストテイスティングといいますが、このとき「美味しいです」などの感想を言う必要はありません。
テイスティングの目的は、オーダーしたワインに間違いがないか、その状態は確かなものかを、ホストがチェックすることです。ワインの味が好みに合うか、美味しいかどうかを確認するものではありません。
「結構です」「お願いします」と、ひとこと伝えればOKです。
グラスの口紅を指でぬぐうのはNG・では、どうすればいい?
グラスについた口紅を、気になるからと指でぬぐうのはNGです。とはいえ、そのままにしておくのは気になりますよね。
では、どうすればよいか。
予め、グラスにつかない工夫をしておく、というのが正解です。
お勧めは、二次付着しない口紅をつけること。食事に行くときは、グラスやカップに色がつかないタイプの口紅にするといいでしょう。
また、口をつけるのはグラスの一か所と心がければ、さらによいですね。
ナプキン・カトラリーを自分で拾う
落としたナプキンやカトラリーを、自分で拾うのはNGです。
拾う姿勢をとることで、テーブルにぶつかるなど、思わぬトラブルになることがあるからです。
スタッフを呼んで、新しいものに取り換えてもらいましょう。
帰り際、ナプキンをきっちりたたむ
食後のナプキンは、軽くたたんでテーブルの上に置きます。
折り目正しく、きっちりたたむと「食事やサービスに満足できなかった」というサインになってしまうのです。
とはいえ、このサインは一般的に浸透しているわけではないので、あまりナーバスになる必要はありません。知識として得ておいて、食後のナプキンは簡単にたためばいいのだな、と覚えておけばいいでしょう。
以上、レストランで振る舞いがちな、思いこみのNG行動について、ご紹介しました。