マレーシアのソーシャルメディア事情、若者を中心に伸びるLINEとfacebookの使い方
先日より、マレーシアのクアラルンプールに滞在して、いろいろと動いているのですが、マレーシア・クアラルンプールの現地の人がソーシャルメディアをどんな感じに使っているとを聞く機会がありました。
もちろん、これは統計データを参照したり、実際の普及率を根拠している話ではないので、ひとつの談話として聞いてもらえればと思います。そもそも、こんな記事を書こうと思ったのには理由があります。
それは、クアラルンプールにあるパビリオンデパートにあるトーキョーストリートに行ったときの光景がこんな感じだったんです。これをみて、ちょっとびっくりしたんですよ。
なんかもう、広告としても堂々の主役という感じなんです。これ以外にも、このパビリオンデパートにはいくつもLINEの大きなぬいぐるみなんかも展示されていましたし、LINEグッズも、当たり前のように販売されていました。
ということで、マレーシアでLINEが受け入れられるのかも?という印象を受けたので、実際に現地の人はどう使っているんだろうかとすごく気になったという次第なんです。
何人かの人に話を聞いてみたところ、メッセージングアプリについてはだいたいこういう感じでした。
- ユーザー数としては、What's Up > WeChat > LINEという感じ。KakaoTalkはあんまり使われていない
- LINEは若者を中心にユーザー数が増えている
- 以前はSkype Inもよく使われていたけど、最近はボイスチャットを使う人が増えている
- マレーシアの人は、テキストを入力するよりもボイスメモを送る方が楽という人がけっこういる
LINEの魅力については、やはりスタンプということで、これはもうどこでも同じなんでしょうね。
そして、SNSについては、やはりfacebookを使うということだったんですが、日本と違いなあと思ったのが、複数のアカウントを使い分ける人が多いという話。
利用の仕方としては、想像通りだと思いますが、プライベートアカウントと仕事などのアカウントの使い分けです。なかには、家族用でもう1つアカウントを使う人もいるそうです。この辺りの感覚は、けっこう日本でのfacebookの利用形態とは違うという印象です。
フラット化する世界とはよく言ったものですが、使っているプラットフォームは同じでも、個々の細かい使い方については、地域性や国民性みたいなものが顔を出すというのはよくある話です。特にfacebookの複数のアカウント利用は「みんなやってる」という話は、ちょっとびっくりしました。
ということで繰り返しますが、マレーシア・クアラルンプールでのひとつのお話として、なにかの参考になるといいかなと思い旅先から書いた次第です。