【京都市西京区】西山山麓のいちご農家で始まったいちご狩りに子どもたちも大喜び 家族連れや春の遠足にも
京都西山山麓に広がる広大な田畑地帯の大原野南春日町にある「みつばちBunBunクロスケの大原野元気畑」でいちご狩りが始まっているとのことでしたので、2024年2月2日に訪問しました。ミツバチといちごや桜、そしてなぜか猫が描かれたキャッチ―な看板と大きなビニールハウスが一際目立ちます。
室内に入っていくと受付の前にいちごの直売所がありました。この日は、おいCベリーや紅ほっぺ、やよいひめ、あきひめなどの品種が並んでいます。どれも瑞々しくて美味しそう。他にも手掛ける品種は「とちおとめ」や「さがほのか」、「越後姫」など15種類に及びます。
この日、いとこ同士の親子連れで参加したママさんと子どもたちは、この施設の社長を務める三毛猫のミケチンのカチューシャやサンバイザーをつけてもらって、代表の田中クロスケさんやスタッフさんのクイズや映像を使っての楽しいいちごの話を熱心に聞き入っていました。
その後、いちごマップを持っていざスタート。クロスケさんが「子どもたちに夢見てもらえる楽しい農園ができれば」といちごの栽培を始めたのが6年前。現在は2反に亘る約16000株を育てています。ハウス内には、煌びやかに輝く赤い品種や白いいちごがずらりと実を付けていました。
小さな子どもたちも背伸びして、大きないちごを手に取って大喜びの様子です。中には、大きいもので一つ2000円の値が付いたりする「桃薫」や一パック5000円になる「夢のなか」などの品種も数量限定ですが味わうことができます。これには大人たちも大満足の様子でした。
実際に「桃薫」を一粒食べてみると、「えっ、これ桃や」と筆者も思わず叫んでいました。こんなにも濃厚ないちごたちが採れたてで食せるなんて、いちご狩りならではですね!
徹底した品質管理にこころがけ、ほとんど農薬は使わないといいます。ハウス内には、西洋みつばちの巣箱がありました。ハウスの中で花から花へみつを吸うためにとびまわり、受粉交配を人の代わりにより自然に近い形で行ってくれるのだそうです。
5月のゴールデンウイーク位まで行われるようですので、春先の生徒さんたちの遠足にも打ってつけです。近畿圏から観光バスで来られる人たちも増えているようです。ぜひ一度足を運んでみてください!
「みつばちBunBunクロスケの大原野元気畑」(外部リンク)京都市西京区大原野南春日町1734-1 080-4971-4036