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『ブギウギ』趣里の弟役で胸を震わせた黒崎煌代。「六郎はアイドルだと思って演じていました」

斉藤貴志芸能ライター/編集者
『ブギウギ』より(C)NHK

朝ドラ『ブギウギ』で、趣里が演じるヒロイン・スズ子の弟・六郎が出征して戦地に赴いた。次週予告では戦死が伝えられている。ボーッとしているが純朴で、無邪気に笑うのが視聴者の涙を誘った六郎を演じるのは、これが俳優デビューの黒崎煌代だ。六郎にはナチュラルさしかなかったが、彼自身は理知的で冷静。ネットで絶賛された新人らしからぬ演技の裏側と、自身のバックグラウンドについて聞いた。

小さい頃から洋画を観て制作を志すように

――煌代(こうだい)さんって本名ですか?

黒崎 本名なんです。煌(きら)めく時代を生きる、作るということで付けられて、実は改名しているんです。生まれた2002年には“煌”の字が名前に使えなくて、数年後に使えるようになってから、親が家庭裁判所に行って変えたと聞きました。相当思い入れが強かった名前みたいです。

――自分でも気に入ってますか?

黒崎 この名前でありがたいと思っています。あまりいないので。でも、読み方がわからないと言われたり、“~よ”という女性と思われることもあります(笑)。

――小学生の頃から、映画を観まくっていたそうですね。

黒崎 物心がつくタイミングで、映画を好きになりました。小学生の頃は父と一緒にDVDで観ていて、中学生の頃は映画館にも足しげく通って、高校時代には自分で脚本を書いて短編を作ったりもしました。

――レオナルド・ディカプリオやジム・キャリーを好きな俳優に挙げられてますが、小学生時代はどんな映画から入ったんですか?

黒崎 入口は『スター・ウォーズ』です。父が「これだけは押さえておけ」みたいな映画を定期的に見せてくれていた中で、夢中になりました。その頃って現実かフィクションかわかりませんよね。なのに、父がジョージ・ルーカスの会社のインダストリアル・ライト&マジックの図鑑みたいなものを持ってきて。英語でわからないんですけど、「あれはこうやって作っているんだ」とリアルを見せられて、子どもの夢を一気にぶち壊されました(笑)。でも、あの映画が人の手で作られていたことに感動もして、自分も制作する側を意識して、そっちを志すようになりました。

レプロエンタテインメント提供
レプロエンタテインメント提供

邦画は去年から歴史を辿って観ています

――好きな映画の傾向はありました?

黒崎 SFが多くて、ヒューマンものも好きですが、洋画しか観ていませんでした。入りで父が見せてくれたのが、洋画ばかりだったので。

――たくさん映画を観てきた中でも、人生ベストの作品というと?

黒崎 選ぶのは難しいですけど、『ビフォア』3部作は大好きです。『ビフォア・サンライズ』、『ビフォア・サンセット』、『ビフォア・ミッドナイト』と、1組の男女の物語になっていて。

――イーサン・ホークとジュリー・デルピーの主演で、18年に渡るシリーズとなりました。

黒崎 リチャード・リンクレイター監督の作品は、すべて同じテーマなんです。時の不可逆性を示すことで、一度きりの尊さを描いていて。『ビフォア』3部作では、それをラブストーリーで撮ったのが僕には刺さって、素敵だなと思いました。

――邦画の恋愛ものとかは観ないんですね。

黒崎 そうだったんですけど、事務所に入って芸能活動をすると、邦画に関わる人間になるわけです。なので、去年の5月からはずっと、邦画を歴史を辿りながら観ています。1950年代の黒澤明監督の作品からバーッと。邦画の魅力に気がつきました。

――『ブギウギ』で姉役の趣里さんの出演作も観ました?

黒崎 たくさん観ました。特に『生きてるだけで、愛。』はちょっと引いてしまうくらいすごくて。ネーヤン、とてつもない女優さんだなと思いました。

レプロエンタテインメント提供
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ディカプリオのマネを鏡の前でしています

――映画の1シーンを鏡の前でマネすることも、ずっとしていたそうですね。

黒崎 ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの『ラ・ラ・ランド』のシーンはよくやっています。あと、やっぱりディカプリオですね。初期の『ボーイズ・ライフ』やベタに『ロミオ+ジュリエット』、わりと最近の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』も多いです。薬物中毒になって興奮して、目をひんむいて何かを主張するシーンとか、ディカプリオの顔が面白くて。それを1人でマネています。恥ずかしいですけど(笑)。

――マネしている最中に、ご家族が部屋のドアを開けたりしたら、気まずいですね(笑)。

黒崎 なので、家族がいないタイミングを見計らって、やっていました。時には、手持ちの服で衣装を似せて作ったりもしていて(笑)。

――演技経験はなかったとのことですが、そのモノマネが役立ってるのかも。

黒崎 そうかもしれないですね。

ワークショップを目当てにオーディションに応募

――去年、「レプロ30周年主役オーディション」を受けた頃は、どんな大学生活を送っていたんですか?

黒崎 僕は大学に友だちが1人もいないんです(笑)。コロナ禍があって、規制が緩和された頃にこの仕事を始めて。サークルもゼミも入らず、ただ授業を最前列で聴いている真面目な大学生で、普通に勉強しているだけでした。

――映画サークルに入ったりもしてなくて?

黒崎 しなかったです。脚本はずっと書いていて、高校で一緒に映画を作った相棒みたいな友だちは東北に行ってしまったんですけど、今も「また撮ろうね」と話しています。

――「主役オーディション」も、映画制作を目指すうえで、演者の想いを知りたいと応募したとか。

黒崎 そうなんです。最終オーディションがワークショップで、しかも無料で8回受けられて。そのために頑張りました。

――そしたら、自分自身の演者としての才能に気づいたと。

黒崎 そんなことはないですけど、たまたまご縁があって、事務所に入れていただきました。

亀に親しみはあって「おっ!」となりました

――『ブギウギ』が放送されてから、やっぱり反響は大きいですか?

黒崎 そのはずですけど、私自身はまだ実感がありません。親戚や友だちからは連絡をもらっても、街で声を掛けられたりはまだないんです。そういうことがあると、よく聞くけどな……と思いながら、一度もありません(笑)。

――マスクをしてたりするからでは?

黒崎 いえ、このままで歩いています。別に、声を掛けてほしいわけでもないですけど(笑)。

――オンエアを自分で観ると、どう感じますか?

黒崎 何か不思議ですよね。自分が朝ドラに……。主題歌が流れるときのテロップで“黒崎煌代”と出るのが、一番オーッとなって感動です。

――六郎役のオーディションでは、プロデューサーさんが黒崎さんの素朴さを買ったとコメントされていますが、自分でもそういう面はあると?

黒崎 いわゆるピュアさみたいなことですかね。それで言うと、六郎が亀に夢中なように、僕も映画に夢中になっていて。オーディションでも30分のうち25分は映画の話をしていたので、そこが六郎役にマッチしたのかもしれません。

――残りの時間で演技も見せはしたんですよね?

黒崎 台詞の紙を渡されて、「ワイとネーヤン、ほんまのきょうだいとちゃうで」と言うシーンをやりました。

――ちなみに、黒崎さんは亀には馴染みありました?

黒崎 祖父が亀を飼っていたんです。なので親しみはあって、この役に「おっ!」となりました。

みんながなりたくてもなれない人物に

――黒崎さんが演じる六郎は、ああいう人物が本当にそこにいるように見えます。とは言え、黒崎さんの素とか自然体とも全然違いますよね。試行錯誤はあったんですか?

黒崎 役作りみたいなことは、物語の内容に沿ってしました。台本を読むと、六郎は意外と芯を突くことを言っているんですよね。

――スズ子の東京行きをお母さんが反対していたとき、「ほんまの家族だから寂しいんや」とか。

黒崎 しかも、お母さんの台詞で「みんな、あんたみたいになりたいと思うてんねんで」と言われたり。僕には六郎って、アイドルみたいな印象だったんです。みんながなりたいけど、なれない。一方で、六郎自身は周りから支えられている。そういうアイドル感を届けられたらいいなと、役を作っていきました。

――演出を受ける前に、自らそう考えたんですか?

黒崎 そうですね。台本を読んで考えたことを監督に伝えて、「それでいい」と確認を取ったという流れです。

自分ができる最大級のかわいさでした

――六郎のボーッとしてるところや、アホっぽさに重きを置いたわけではないんですね。

黒崎 六郎をアホだと思って演じてはいません。過度なピュアさが周りから見たらちょっと変で、アホっぽく映るんだろうなと思っていました。ピュアさに集中することで、そこから滲み出るアホさを楽しんでもらえたらと。

――話し方とかは普段の黒崎さんと違いますよね?

黒崎 でも、形は最後に作っていった感じです。

――ニコニコした笑顔もいいですよね。そこは普段の黒崎さんのまま?

黒崎 どうなんですかね。でも、六郎は黒崎のできるかわいさの最大級だと思っています(笑)。あれ以上かわいくはできません。

――かわいさを意識はしていたんですか。

黒崎 台本を読んだときから、そういう意識はありましたけど、かわいさを出すには、かわいく演じたらダメなんですよね。六郎の場合は、亀への興味とか家族への愛から、かわいさが染み出てくるのを見せなければと考えました。

――何気に深い演技論が出てますが、新人で朝ドラの大役を務めて、苦労したことはなかったですか?

黒崎 それより楽しかったです。やりがいのある役をいただけたのがありがたくて。

――監督の指示になかなか応えられなかったようなこともなく?

黒崎 あまりなかった気がします。自分が考えた通りにやると「それでいいよ」と、自由に演じさせてもらいました。

『ブギウギ』より(C)NHK
『ブギウギ』より(C)NHK

喜ぶほど見ると悲しいのはわかっています

――六郎には話題になったシーンがいくつもありましたが、黒崎さんが特に印象に残っているのは?

黒崎 お父ちゃんに怒鳴られてショボくれて、「もう一生口きかんとこ思った」と言うシーンです。大先輩の柳葉(敏郎)さんと向き合って刺激を受けて、すごく集中してできました。

――赤紙が届いて「ワイにもちゃんと来たで!」と喜ぶシーンは、六郎の純粋さに「見ていて胸が痛い」という声が上がっていました。

黒崎 さっきもお話しした通り、全体の流れを見て役作りをしていて、六郎が大喜びするほど見ていて悲しいというのは、黒崎としてはわかっています。でも、演じているときは何も考えず、ただピュアに喜ぼうとしていました。

――明るい六郎だけに、出征前に東京のスズ子を訪ねて「死にとうないわ」とすすり泣くシーンは、胸が張り裂けそうでした。そこも演じ方を悩む感じではなかったですか?

黒崎 悩んでないわけではないですけど、わりと自分の思ったままで大丈夫でした。僕がよく映って見えたとしたら、本当に周りの方々のおかげです。趣里さんやスタッフの皆さんに助けられてやっていました。

良く言われるほど落とし穴が怖いです

――エゴサして視聴者の反響をチェックすることはありますか?

黒崎 母親が「何か言われているよ」と言うのを、たまにチラッと見たりはします。好意的な意見が多いようですけど、怖いですよね(笑)。良く言われているときって、どこかに落とし穴があると思ってしまって。こういうときこそ、地に足を付けてやっていきたいです。

――ネットでは絶賛しかされていませんが、浮かれることはないと。

黒崎 ありがたいステップを踏ませていただきながらも、これから絶対に何かありますから(笑)、浮かれてはいられません。嬉しいお言葉をいただいた分、下に下に謙虚に行かなければと。

――冷静かつ堅実な性格なんですかね?

黒崎 性格的な部分もありますけど、好意的なコメントの大半は六郎にくださったもので、黒崎煌代に向けられたものではないと思うんです。皆さんが好きなのは六郎。黒崎煌代ではない。そこは勘違いせず、しっかり認識しておきたいです。

緊張で足が震えましたけど監督が「良かった」と

――公開中の映画『さよなら ほやマン』にも主人公の弟役で出演されています。撮影的には『ブギウギ』より前で、初演技だったわけですよね?

黒崎 そうです。初めて受けた作品オーディションで、去年の秋に撮影しました。

――初のオーディションだと緊張もしました?

黒崎 レプロのオーディションではなぜか全然緊張しなかったんですけど、この映画のときは足が震えて、声が出なかったりしました。軽く自己紹介して、事前にいただいた台本で演技をして。そのあとに何度か面談をして決まりました。

――手応えはあったんですか?

黒崎 それはわからなかったんですけど、終わって会場を出ていくとき、監督が「今の良かったよ」と声を掛けてくださって。それだけで感激して、満足していました(笑)。結果的に作品に携われて嬉しかったです。

レプロエンタテインメント提供
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障害に集中したアプローチは浅いなと

――『さよなら ほやマン』は宮城の島が舞台。MOROHAのアフロさんが漁師を目指す主人公役で、黒崎さんが演じる弟は船に乗ることができない。両親は震災で行方不明のまま、莫大な借金を抱えて、ワケあり女性漫画家との共同生活が始まり……というストーリーです。オーディションでは、劇中のどこかのシーンが課題だったんですか?

黒崎 そのときは役のイメージからのオリジナル台本でしたけど、私は最初、演じるシゲルを障害の度合いが強いほうに持っていったんです。それがディスカッションをしていく中で変わりました。障害者っぽさは現象でしかない。そこに集中してアプローチしたら浅すぎる。もっとシゲルの本質を追求しないといけない。撮影直前に気づいて、危ないところでした(笑)。

――それにしても、難しい役だったのでは?

黒崎 シゲルは障害を持っていて、さらに震災も絡んでいて、勉強することは多かったです。でも、『ブギウギ』と同じで楽しくできました。ちょうどその時期、自閉症に関心を持っていて。

――映画の話が来る前から。

黒崎 そうなんです。自閉症の方が書かれた本を読んだりしていました。震災に関しても、知り合いが宮城に住んでいたので関わりがあって。だから絶対にやりたかった役で、気合いを入れました。

『さよなら ほやマン』より(C)2023 SIGLO/OFFICE SHIROUS/Rooftop/LONGRIDE
『さよなら ほやマン』より(C)2023 SIGLO/OFFICE SHIROUS/Rooftop/LONGRIDE

「なぜかわからないけどできない」のは知っていて

――『ギルバート・グレイプ』でディカプリオが演じた知的障害を抱える弟役も、参考にしたんですか?

黒崎 お話をいただいてストーリーを読んだら、明らかに『ギルバート・グレイプ』を引用していると気づきました。そこで悩んだんです。もちろん前に観ていた作品ですけど、私にディカプリオの影響は大きいので、もう一度観たら寄ってしまうかなと。結局、観ないで撮影に臨むことにしました。

――いつも笑っているシゲルが「頭足りてねえんだ。一人前になりてえよ」と話すシーンでは、葛藤が出ていました。

黒崎 自閉症について勉強して、「なぜかわからないけど、自分にはできない」と考えている方が多いのは知っていました。シゲルも自分が障害者だとは思ってなくて、あのシーンは自然にできました。

――お兄さんのアキラがYouTube用にほやマンに扮して、シゲルは敵役の海藻の怪人になって、海辺で戦う動画を撮るシーンはノリノリだったようですね。

黒崎 楽しかったです。特撮も好きなので、ああいう被りものとペイントをするのは面白いですね。

『さよなら ほやマン』より(C)2023 SIGLO/OFFICE SHIROUS/Rooftop/LONGRIDE
『さよなら ほやマン』より(C)2023 SIGLO/OFFICE SHIROUS/Rooftop/LONGRIDE

志村けんさんの影響をすごく受けています

――『ブギウギ』の六郎役で世に出た黒崎さんですが、きっとこれからいろいろな役で見られるのが楽しみです。

黒崎 初めての身なので、何でもやっていけたらと思っています。自分でこういう面を見せたいとかはなくて、いろいろな役で楽しんでいただけたら。

――ジム・キャリーのようなコメディも?

黒崎 機会があれば、ぜひやりたいです。コメディ系では日本の方だと、俳優と呼んでいいのかわかりませんが、志村けんさんにすごく影響を受けています。コントから入りましたけど、映画や舞台にも出演されているので。

――黒崎さんの世代だと、DVDとかで遡って観たわけですか?

黒崎 レンタル屋さんで借りたりしました。志村さんの間や表情、しゃべり方は本当に勉強になります。

――いずれは、もともと目指していた脚本や監督も手掛けていこうと?

黒崎 まずは役者に集中して、40歳くらいから、ちょこちょこできたらいいかなと思っています。

オリジナルな隙間を見つけて自分の路線を

――普段の素の黒崎さんはどんなキャラクターですか?

黒崎 明るくも暗くもないですけど、わりと冷めているかもしれません。映画とか関心のあるものにはブワーッといって、他は無関心なことが多いです。

――映画以外の趣味はありませんか?

黒崎 最近だと、星空を見に行きます。ロマンチックなヤツと思われたくはないですけど(笑)、家でスープを作って魔法瓶に入れて、山の近くに行って、星空を見ながら飲むのが一番の癒しです。

――役者としての黒崎さんの可能性は無限大かと思いますが、独自路線を進む形にはなりそうですか?

黒崎 「〇〇さんに似ている」と言われるのはすべて光栄ではあっても、オリジナルな隙間を見つけないと、出ていけないと思っています。すごい役者さんがたくさんいるので、自分の路線を築いていければ。

――クレバーに展望も見据えていそうですね。

黒崎 もちろん計画を立てて進むのもいいですけど、瞬間的でも仕事への貪欲さは忘れずに生きたいです。

レプロエンタテインメント提供
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Profile

黒崎煌代(くろさき・こうだい)

2002年4月19日生まれ、兵庫県出身。

2022年にレプロエンタテインメント30周年企画「主役オーディション」に合格。2023年に連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK)でデビュー。公開中の映画『さよなら ほやマン』に出演。

公式HP

『さよなら ほやマン』

監督・脚本/庄司輝秋 出演/アフロ(MOROHA)、呉城久美、黒崎煌代、津田寛治、松金よね子ほか

公式HP

芸能ライター/編集者

埼玉県朝霞市出身。オリコンで雑誌『weekly oricon』、『月刊De-view』編集部などを経てフリーライター&編集者に。女優、アイドル、声優のインタビューや評論をエンタメサイトや雑誌で執筆中。監修本に『アイドル冬の時代 今こそ振り返るその光と影』『女性声優アーティストディスクガイド』(シンコーミュージック刊)など。取材・執筆の『井上喜久子17才です「おいおい!」』、『勝平大百科 50キャラで見る僕の声優史』、『90歳現役声優 元気をつくる「声」の話』(イマジカインフォス刊)が発売中。

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