猫が『お尻を向けて寝る』のはなぜ?隠れた気持ち2つと対応法を解説!
猫が飼い主に対してお尻を向けてくる行動は、多くの飼い主にとって謎に思えるでしょう。
なぜわざわざお尻を向けるのか、不思議に感じる人もいるかもしれませんが、実はこの行動には猫ならではの深い意味が隠されています。
1.猫が『お尻を向けて寝る』のはなぜ?
1‐1.信頼しているから
猫が飼い主にお尻を向ける行動は、信頼の証と言われています。
というのも猫はもともと野生の動物であり、「後ろを向く」という行動は、自分の身を危険にさらす無防備な状態。
猫にとって非常にリスクのある行動ですが、それを敢えて飼い主に対して行うということは、「あなたを信頼しているので、背中を向けても安心だ」「わたしの背後は頼んだよ」という気持ちがあるからなのです。
この行動は、親猫や仲間同士の猫の間でもよく見られる行為で、安心感や信頼感が強い相手に対してのみ行われる傾向があります。
【ひとこと】我が家の愛猫は、お尻を向けているときチラチラとこちらを見てきます。「ちゃんと守ってくれているかな」「大丈夫かな」と心配しているのかも…?
1‐2.守ってあげたいから
猫が飼い主にお尻を向けてくるもうひとつの理由に、「守ってあげたいから」という心理が隠されていることがあります。
猫が背後を向けることで、自分が周囲を警戒し、飼い主を安心させようと思っているのでしょう。
猫は群れを成して生きる動物ではありませんが、家族や信頼できる仲間に対しては保護意識を持っているのかもしれません。
飼い主からしたら、なんともかわいくて頼もしい存在です。
2.猫がおしりを向けてきたらどうすればいい?
2‐1. あたたかく見守る
猫がお尻を向けてきた場合、その行動は飼い主への信頼の表れ。びっくりするかもしれませんが、猫にとってはとても自然な行動なのです。
そのため無理にその行動を制止したり、強制的に猫を動かしたりせず、温かく見守りましょう。
くれぐれも猫を驚かせたり、大声を出したりはしないように気をつけてくださいね。
2‐2. 猫の気持ちを尊重する
猫がお尻を向ける行動には信頼や愛情が込められていることを理解し、その気持ちを尊重することが重要です。
もし猫がお尻を向けている時に無理に向きを変えさせたり、触られたくない場所を撫でたりすると、猫が不快に感じてしまうこともあります。
猫は繊細な動物であり、飼い主の行動によってストレスを感じることもあるため、猫の気持ちに配慮した対応を心がけましょう。
3.まとめ
猫が飼い主にお尻を向ける行動は、単なる偶然や無作為な行動だけでなく、猫の深い心理や信頼の表れでもあります。
もし愛猫がおしりを向けてきたら、その行動を優しく受け入れ、猫の気持ちを尊重してあげましょう。