はらぺこライターの旅人間です。今回は大阪駅から徒歩5分、カジュアルに泊まれるホテルのグルメな宿泊プランを紹介しましょう。

場所はグランフロント大阪の隣、ホテルヴィスキオ大阪です。

ホテルヴィスキオ大阪では、2022年7月31日まで、アジアチャンピオン獲得シェフによる「近大マダイ（R）」イタリアンディナー付き宿泊プランを実施中。※1泊2食付き

ちなみに、近大マダイとは…

近畿大学水産研究所が半世紀以上にわたる品種改良を経て開発に成功した、天然ものに負けない、姿・味ともに優秀なマダイのこと。有名な近大マグロと同様に近大マダイは近畿大学の登録商標です。

そんな「近大マダイ」の魅力を最大限に引き出した厳選4品が食べられる宿泊プランです。

さて、ホテルヴィスキオ大阪にチェックインし、ホテル内にあるイタリアンキッチン「ヴェルデ カッサ」へ。

開放感ある空間に大きな窓、そこから見える街路樹の緑はレストラン全体を覆っているかのよう。この落ち着いた雰囲気にホッと癒されます。

さぁ～、「近大マダイ」が楽しみだ。

・・・ん？

やって来たのはボール？のような謎の球。

何だコレ？？

と思ったら、実は…有田焼の器でした。

しかも三段重ね。なるほど面白い！

今回の料理は「第2回 パテ・クルート世界選手権アジア大会」でアジアチャンピオンとなった イタリアンキッチン「ヴェルデ カッサ」の岸本シェフによるもの。

岸本シェフにお話を聞いてみました。

まず気になったボールのような球体の器について…

岸本シェフのお話によると、今回は近大マダイの魅力を何より感じてもらいたく、球体の器にまとめることで「調理方法は違っても、すべて同じ食材（近大マダイ）を使っていますよ」と表現したかったのだとか。

「何コレ？と言いながら開けて、ばらしてもらう楽しみも感じて欲しいと笑顔。

丸い器の一番上は、シャキシャキとした新鮮な野菜、そして近大マダイの旨みがつまった濃厚なディップソースの「近大マダイとお野菜のバーニャカウダ」。

中段は、モッツァレラチーズ・バジル・トマトと組み合わせた近大マダイの洋風天婦羅（ベニエ）の「近大マダイのフリトス ～カプレーゼ風サラダ仕立て～」。

近大マダイの洋風天婦羅は、サクッとした口当たり、しっとり柔らかい食感、優しい塩気に近大マダイの旨み、それらが同時にギュッと口の中に広がります。

下段は近大マダイの頭と骨でとった出汁を使用した柚子風味のジュレ、近大マダイのゼラチン質が重なった「近大マダイの昆布〆 ～海の恵みのジュレ～」。

昆布〆にした近大マダイのカルパッチョ。弾力があるけど柔らかい！近大マダイの食感が味わえます。

そしてメインは、香ばしく焼き上げた近大マダイを、アサリ・エビなどの魚介類と合わせた濃厚かつ爽やかなクリームパスタ「近大マダイと魚介のクリームパスタ ～レモンの香り～」。

「近大マダイは身質が全然違うので、洋風の味での最高を意識し頭も骨も余すところなく使った」とシェフ。確かに、溢れんばかりの鯛の旨みは想像を超える奥深さです。

アジアチャンピオンが近大マダイの魅力を最大限に引き出した料理…、絶品です。

今回のメニュー内容としては、前菜の3品＋メインのパスタ。特典として、食後のデザート、珈琲、それ以外にドリンク１杯（Sサイズ生ビール、烏龍茶、オレンジジュース）。

ボリューム的には、それほど多くないかな？と思いきや、実際にはけっこうな量。お腹いっぱいになります。

美味しいご飯を食べたら、あとは部屋でゆっくり！

ホテルヴィスキオ大阪は、大阪駅から徒歩5分の立地にもかかわらず、とっても静かで落ち着いた場所に位置しています。

ベッドの寝心地も良く、ゆっくり休めるのが特徴です。

更に、今回のプランは朝食付き。

米粉と大豆粉を使って作る大阪風ピンサや串カツ、「新感覚」カルボナーラなど、メニューが豊富なブッフェスタイル。大満足。

今回、紹介した岸本シェフの「近大マダイのプラン」は7月31日までの期間限定です。

大阪で泊るなら「ホテルヴィスキオ大阪」は本当におすすめ。

この機会に、ぜひ！