自転車でも安心できない?今からできる夜道の防犯対策。一人暮らしの通勤通学で犯罪に巻き込まれないために
一人暮らしの防犯対策今回は通勤通学に自転車を使う方の注意点です。
一人暮らしだけではなく普段の通勤通学、お買い物などの防犯にも役立ちますので是非ご覧ください。
一番怖い!暗闇から自転車を狙う待ち伏せ犯罪
一人暮らしのお部屋選びは自転車なら駅から遠くても大丈夫?
いえいえ、特に夜遅くなりそうな方、住まいの条件は色々あると思いますが、出来るだけ住まいからは駅や職場、学校までの距離は短いに距離に越したことはありません。
実はあまり知られていない怖い犯罪が自転車狙いの待ち伏せタイプ
住宅街から外れた夜道は待ち伏せしている不審者がいる可能性があります。これは住宅街から離れた場所や農道など、夜に人気のない場所で自転車に乗った女性を襲う卑劣な犯罪です。
これは手口が本当に怖い。
その手口とは
闇に隠れて陰から飛び出し、自転車を思い切り横から蹴飛ばして倒す方法。
この場合、性的暴行や金品目的が主な目的と考えられますが、自転車と乗っている人が丸ごと倒れて怪我をして動けなくなるのを狙っているわけです。
自分の目的のために相手が怪我をするのは最初から想定内なら倒された後も容赦はないはず。人気のない夜道は自転車でも本当に気を付けていただきたいです。
他には自転車ですれ違い様に身体を触られるなどの犯罪もあります。
企業の防犯・護身術セミナーなどで「残業の帰り道で被害に遭いました!」という話をよく聞きます。
本人の安全のため、また次の被害者を出さないために通報は絶対にして欲しいのですが、ほとんどの場合、被害届は出さなかったと聞きます。つまりは犯罪件数に入っていない「数字で見えない被害」はかなり多いのだと考えられます。
ワンポイント
夜道だけではなく日頃不審者や変質者など遭遇した、後をつけられたなどあった場合はたとえ無事でも必ず通報してください。野放しにしておくと目をつけられてまた自分が狙われたり次の被害者が出てしまったりすることがあります。取り返しがつかなくなる前に犯罪の芽は早めに摘み取りましょう!!
イヤホンは危ない!地域によっては道路交通違反にもなる
イヤホンやヘッドホンの使用は現在都道府県の条例で禁止されている地域がかなり多くありますね。主要な都市はそのほとんどで禁止されています。
禁止地域でのイヤホン使用は道路交通法違反になります。事故の原因にもなりますし、後を付けられるなど気が付きにく注意力が足りなくなり防犯上もとても危険なので禁止されていない地域でも自転車でのイヤホン使用はお勧めはしません。
毎日同じルートは通らない
また、自転車置き場なども場所が決められていない場合は毎回同じ場所に止めない事も対策の一つです。歩きでの通勤通学にも言えることですが、ルートが変えられるのであればいつも似たような時間に同じルートを使わず、帰り道をその日によって変える、駅の出口を変えるなども防犯として有効です。
電車の痴漢対策やストーカー対策としても、同じ時間に同じ車両に乗らないことが望ましいですね。
ひったくりに注意
自転車に乗る場合はひったくり対策も大事!ひったくり被害の3分の1が程が自転車のかごから荷物を取られるパターンです。
また60代女性の次に被害が多いのはが20代女性。まさに通勤通学世代です。大事なものはバックに入れずに背負ったり、貴重品を守るために自転車カバーも有効です。
日本一多い犯罪に巻き込まれないために(自転車盗)
実は日本で一番多い犯罪が窃盗ですがその中でも群を抜いて多い犯罪が自転車盗なのです。
身体的に直接被害はなくてもやはり自転車を盗まれたら困ります。
そして精神的なダメージもありますよね、ショックだし気持ちが悪い。
ここで盗まれない方法ですが第一に必ず施錠すること。また自転車置き場などにきちんと止めることです。
犯罪者で捕まりたい人はまずいません。つまり犯行を行う時よほどのメリットがない限り、めんどくさい相手や物には手を出さない、最初からパスします。
だからこそ自転車の鍵もできれば2施錠、2ロックが無難。
普通の鍵とダイヤル式を併せてもさほど時間ロスにはならないはず。
超高級自転車ではないかぎり2重ロックの自転車を最初から狙おうとは思いませんよね?
またサドルの盗難も注意が必要です
サドルは簡単に盗まれてしまいますが自転車の保険がききません。
取り付けが簡単で毎回取り外しをしなくてもいいワイヤーロックがありますので取り付けておくと安心です。こちらの記事にわかりやすく書いてみました。
保険代わりにどう?自転車盗難防止グッズ、安価で準備できるサドル用盗難防止ワイヤーロックがおすすめ
自転車でも防犯ブザーや防犯アプリの準備をして常に備える
いかがでしたでしょうか?
夜道も自転車だから安心ということはありません。防犯ブザーの携帯なども忘れずに。
自転車に取りつけられるスマホカバーもありますので、スマホの防犯アプリをインストールしておきすぐに作動させられる準備をしておく方法もあります。
また「おかしい」と思ったら時には自転車を置いてタクシーで帰るなど臨機応変に身を守る対策をしてみて下さいね。
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YAHOOクリエイターズプログラム 総合危機管理アドバイザーおりえ
*紹介した防犯グッズや対策は提案やアドバイスであり、すべてにおいて有効であるということや健康、安全性などの効果を保障しているものではありません。
商品ご使用ご利用の際は説明書をよくお読みになり、すべて自己責任にてお願いいたします。
参考資料
政府広報オンライン https://www.gov-online.go.jp/featured/201105/