保険代わりにどう?自転車盗難防止グッズ、安価で準備できるサドル用盗難防止ワイヤーロックがおすすめ
なぜ自転車のサドルにも盗難防止が必要か
日本で起こる事件の中で自転車盗難が一番多いのはご存じですか?
例えば都内では令和元年に31,937件の自転車窃盗が発生していますので一日約87台の自転車が盗まれている計算になります。
しかもその検挙率は5%ほどで、約95%の犯人は捕まっていないのです。
鍵もかけているし、自転車置き場に置いてあるから自分は大丈夫!
そんな風に思っている人も多いかもしれませんが、実は見落としがちな盗難部品がサドル!
実は自転車のサドルだけ盗まれるケースもあり、以前サドルを5800個盗んだ男が捕まり話題になりました。
盗まれても自転車保険が下りないサドル
サドルはサイズも大きくなく簡単に抜けるので盗難の対象になる場合があるのです。
しかし自転車のサドルや部品だけ盗まれた場合、自転車保険は今のところ下りないものがほとんどです。
学校帰り、通勤前の急ぎの時間、買い物帰り、また子供を乗せて帰る予定だった時など、今から自転車に乗るつもりが大事なサドルがなくなっていて乗れないとなると、とてもショックですよね。
しかも保険も下りず、泣き寝入りする事になるなんて悔しすぎます。
そこで保険代わりに便利なのが1000円前後で買えるサドル用のワイヤーロック。サドルと本体を留めておくことができるサドル盗難防止専用の鍵です。
今回はあさひのサドルワイヤーリフレクトを使用してみました。
ダイヤル式のロック、手のひらに収まるコンパクトなサイズ式で自分の好きなパスワード3桁を設定できる仕様になっています。(初期パスワードは000)
ベースのカーキ色のほかに反射材が使ってあり光沢のある銀色部分が、暗闇で光を当てると反射します。
自転車窃盗の発生が一番多いのは住宅なので、盗もうと懐中電灯で照らされたりしたときにロック部分が反射して目立つのは犯罪抑止効果も大きいと思います。
サドル用のワイヤー錠はめんどくさいのか?メリットとデメリット
今回実際にサドルと本体に鍵を装着してみましたが、実際にかかった時間は10秒ほどで、めんどくさい感じは一切ありません。角が少なくワイヤーも柔らかなのでわざわざ指を突っ込んだりしない限り怪我の心配や服の生地が引っかかったりなどの事故もあまり心配ないかと思います。
いちいちサドルにまでロックをかけなくてもよいのではと思った方もいるかもしれませんが、犯罪者は捕まりたくないので【時間がかかりそう、めんどくさそう】な物には手を出さない傾向にあります。
サドルのワイヤーロックで自転車本体の盗難が難しくなるわけではありませんが、わざわざ防犯の手間をかけている人の自転車の持ち主は犯罪を断固許さない感じがしますよね。
犯罪者はもちろんそのような人の物を盗むリスクはできるだけ避けたいと思っています。
サドルロックがついているタイプとついていないタイプ、目印にもなりますのでどちらかを狙うとすればついていない方が心理的に圧倒的に狙いやすいということになるわけで、総合的な防犯の考え方でもサドルにロックを装着するメリットは大きいかと思います。
デメリットとしては最初にお金がかかることと自転車の見栄えが変わることぐらいです。
見栄えに関しても様々な種類のものが販売されていますので、自分の生活や好みに合ったものを選べますし、個性が出ておしゃれ感がアップする、目印になるなど、見方を変えるとメリットにもなり得るかと思います。
また、1度装着してしまえば付けたままにしておけるタイプなので、普段からわざわざ取り外しする必要はありません。ただし定期的に劣化などの確認やロックの数字を変えることは必要かと思います。
いかがでしたか?新学期や新生活が始まるの人も多い時期、自転車を購入するタイミングや新学期準備と一緒に保険代わりとしての防犯対策に、また自分の自転車の目印としても盗難防止のワイヤーロックの使用を考えてみることをおすすめします。
商品情報
株式会社あさひ
サドルワイヤーリフレクト サドルの盗難を防止する反射材付きワイヤーロック(カーキ)
他 レッド ブラック ホワイト
参考資料 警視庁 自転車盗難の防犯対策
【防犯コラムの注意点 必ずお読みください】
紹介する防犯グッズや防犯対策は提案やアドバイスであり、すべての犯罪において有効であるということを保証しているものではありません。ご使用ご利用の際はすべて自己責任にてお願いいたします。
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総合危機管理アドバイザーおりえ