使い勝手の良い選手と、そうでない選手。ゲッツェと香川の問題点とは
バイエルンに留まるのか。それとも出場機会を求めて他のクラブへ移籍するのか。
マリオ・ゲッツェは2014年ブラジルW杯決勝対アルゼンチン戦で、胸トラ&ボレーを決め、ドイツを優勝に導いた立役者だ。しかし、所属のバイエルンではベンチ要員。
耳にするのは、昨季まで監督を務めたグアルディオラとの相性の悪さだ。ゲッツェ寄りの視点に基づけば、冷遇されていたとなる。記事の出所は地元ドイツ。そうなるのも致し方ないが、実際はどうなのか。ゲッツェ側に問題はないのか。
選手は大きく2つのタイプに分かれる。監督が使いやすいタイプと、使いにくいタイプと。使いやすい選手は、言い換えれば、監督にとってありがたいタイプの選手だ。采配の幅を広げてくれる選手。
3度あるメンバー交代で、11人の選手をそのつど、ピッチ上に奇麗に並べようとすれば、1つのポジションしかできない選手より、複数のポジションをこなせる選手の方が重宝する。監督にとってはアイディア、可能性、選択の幅を広げてくれるありがたい存在だ。
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