JO1、中国メディアを圧倒した躍進するグループの存在感 新たな景色を目にして次なるステージへ
グローバルボーイズグループ・JO1が全4都市(ジャカルタ、バンコク、台北、上海)を巡る初のアジアツアー『2023 JO1 1ST ASIA TOUR ‘BEYOND THE DARK’ LIMITED EDITION』を完走。そのファイナルとなる上海公演の前日(12/7)に、上海国家会展中心虹館EHにて記者会見を行い、中国メディアの前で堂々たる姿を見せた。
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世界で活躍するアーティストの貫禄をにじませた
記者会見は冒頭でステージの大型モニターにライブ映像が流れ、白岩瑠姫はJO1というグループ名の由来、川尻蓮はファンネームとなるJAMのネーミングの由来を説明。
木全翔也は昨年12月のドキュメンタリー映画『未完成』のオンライン上映会に集まった上海のJAMとようやくライブで対面できることを喜び、豆原一成は2019年のグループ結成時の記者会見からの4年間を感慨深く振り返った。
佐藤景瑚は、今回の初アジアツアー初日のジャカルタ公演での音響トラブルをメンバー全員のチームワークで乗り切ったエピソードを披露。リーダーの與那城奨は、アジアツアーで最大規模となる上海公演への思い入れを熱く語る。
一方、上海の印象を聞かれた河野純喜は「父親が上海で仕事をしていたことがあり、そのときに訪れたことがあります。街の夜は華やかでおいしい食べ物がたくさんあり、焼き小籠包が好きです」と笑顔で答えた。
和やかな雰囲気のなかにも世界で活躍するアーティストとしての貫禄をにじませたJO1。彼らのカラーにメディアを引き込みつつ、重量級の存在感を放つ会見になった。
来年はスターへのステップを駆け上がる年になるか
この11〜12月に初のドーム公演とアジア4都市ツアーに臨み、大盛況のうちに終えたJO1。これまでとは異なるステージから新たな景色を目にし、これまで以上にたくさんのJAMの声を聴き、ひとまわりもふたまわりも成長を遂げたことだろう。
彼らの自信にあふれる笑顔とクールなパフォーマンスからみなぎるエネルギーは、これまでとは異なる場所に立っていることを感じさせる。その裏には、まだ見ぬ次なる目的の場所へJAMを連れて行くというメンバー全員が心をひとつにした決意があることだろう。
年末には、昨年に続いて2度目となる『NHK紅白歌合戦』への出場が予定されている。国民的音楽番組でのいまの彼らのパフォーマンスは、老若男女の心に何かを残すに違いない。来年はスターへのステップを駆け上がる年になる予感がある。
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