定期的にある遠方への出張。本当は、少し早めに到着して、なかなかの食べられないグルメに舌鼓を打ちたいところですが、出張前まで業務が立て込んでしまうこともしばしば。

移動中はガッツリ仕事できないし、駅弁を買って移動とランチを効率化しよう！となることも多いです。けれど、案外こういうときぐらいしか、駅弁を買う状況もないのかな？と思っています。

名古屋駅ではホームのところに駅弁屋があり、新幹線を待つ5分くらいで購入可能です。また味噌カツから鶏めし、幕の内まで駅弁のラインナップも豊富！

グランドキヨスクなどの駅弁を買うことも多いのですが、実は名駅で矢場とんのお弁当を購入できるのはご存知でしょうか？

今や通常の駅弁でも1,000円台は普通。通常の駅弁から＋200円〜300円出せば、名古屋めし・味噌カツを代表する老舗のお弁当をいただけます。

ロースとんかつや、わらじとんかつなど数種類お弁当が揃っていますが、新幹線で手軽に食べたい方には、「ひれとんかつ駅弁」がおすすめです。

ひれとんかつ6つに、レンコンと豚肉しぐれ煮、ご飯、漬物という内容。シンプルですが、矢場とんのこだわりが詰まったお弁当です。

例えば、一年半熟成させた天然醸造の豆みそでつくられる、矢場とん秘伝の味噌だれ。通常の味噌カツ駅弁と比べると、かなり量が多く、とんかつをヒタヒタにすることができます。

お弁当の底が深いので、味噌だれが飛び散ったり、漏れたりする心配はありません。

そして味噌カツに香ばしさを加えてくれる、ごまのボリュームもかなりあります。筆者のおすすめは、6個中2個に少しかけ、空いているところにごまを山盛りにして添える食べ方です。

まずその2個を食べて、最後余っている味噌だれにかつを絡めるときに、ガッツリごまを纏わせていただきます。

甘辛い濃厚な味噌、香ばしいごまが絡んだひれとんかつは、至福の美味しさ！お弁当でありながら、ひれとんかつは柔らかいのが特徴です。

ロースに比べて脂身もほどよく、重たさはなく、6個でもペロッと食べられてしまいます！お肉の質もさることながら、お弁当に合わせた調理も素晴らしいです。お店でいただいているとんかつと遜色ない本格的なお弁当になっています。

そんなお弁当ですが、ひそかにポイントなのは豚のしぐれ煮。生姜の効いた甘辛い味付けがご飯にとても合います！

ひれとんかつとご飯を楽しむのも良いですが、程よくしぐれ煮とご飯をはさむのもおすすめです。またお漬物もボリューミー！全体的に甘辛い味付けのお弁当ですが、ちょうど良い箸休めになってくれます。

いかがでしたでしょうか？名駅で購入できる矢場とんの本格派のお弁当。駅弁に迷ったら、ぜひ手に取ってみてください！

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