Amazonプライムの無料体験の罠(注意点)ってどんなところ?
ちまたでAmazonプライム無料体験の罠と言われているもの
大変多くの便利な特典が利用可能なAmazonのプライム会員。
基本月額料金制の有償サービスとなっていますが1ヶ月間の無料体験が準備されていて、体験版にもかかわらずプライム会員向けに提供される特典がすべて利用出来るようになっています。
これを利用してAmazonプライムのサービスがそれぞれのユーザーにマッチするかどうか、利用料金を払う価値があるかどうか確認するのはとても上手なやり方です。
ですがどうも「Amazonプライムの無料体験には罠がある」的なことが流れているようです。
そしてその罠の内容と言いますか注意点ですかね、その具体的な内容としてよく取り上げられるものが以下の4つです。
- 自動で有料会員に更新される
- 料金が自動引き落としでいつの間にか支払われている
- 解約方法が分りにくい
- すべてのコンテンツが無料で利用できるわけではない
これらが罠というのは本当なのでしょうか?
まず結論だけ述べてしまいますと、本当に注意しなければならないポイントと言えるのは1つだけです。1番目に書いた内容で、無料体験期間が終了するまでに解約手続きを行わないと、契約が「自動更新されて」有料会員にそのまま移行します。
ホントに注意しないといけない点はここだけ、と、著者は考えます。
では以下でちまたで注意すべき、と言われているこれら4つのポイントの中身を詳細にチェックしていきましょう。
Amazonプライム無料体験の注意点、実際のところは
この節で冒頭で述べた4つのAmazonプライム無料体験の罠?が実際どんなものなのかを具体的に確認します。
自動で有料会員に更新される
まず一つ目。
こちらは実際に注意すべき点になるでしょう。
無料体験期間にプライム会員特典があまり必要だと思わなかった場合には、忘れずに解約手続きを行いましょう。体験期間が終了しても勝手に「解約されることはありません」。
その他のネットサービスの無料体験と同じように、体験期間が終了してもそのままにしておくと「自動的に契約が更新」されて「有料会員プランに移行」します。放置すると2ヶ月目からは毎月600円ずつ利用料金が発生します。
Amazonプライムに限ったお話ではありませんが、各種月額料金制のネットサービスの無料体験を利用してみる場合には、期間終了のタイミングを忘れないようにしましょう。
料金が自動引き落としでいつの間にか支払われている
Amazonプライムはサブスク制のサービスですので、利用料金は毎月自動的に指定の方法で決済されます。契約を継続利用する場合には料金の引き落としなどの連絡がAmazonからは来ません。
このためいつの間にかお金を払っていてそれに気づかなかった、というケースも出てくるでしょう。
ただこれ、サブスク制ネットサービスのごく普通のやり方ですので、Amazonプライムがどうこうといったお話ではありませんね。
そもそもサブスク制の「Subscription」は「予約購読」とか「会費」の意味がありますから、月額料金制のネットサービスであるAmazonプライムを利用するなら毎月料金が自動的に引き落とされるのは当然と言えば当然のお話なのです。
ちなみに著者はAmazonプライムの料金支払いはd払いで行っているのですが、この場合、ドコモから料金支払いのSMSが飛んできて確実に支払い状況が把握できます。
解約方法が分りにくい
アメリカでAmazonのネットサービスの解約の分りにくさ等で行政指導的なものが入るニュースがあったと思います。
そういったこともあってかAmazonプライムの解約方法も分りにくいと思われているようです。
ですが今の公式サイトなどの作りはかなり整理されていてとても目立つところに解約用のリンクが準備されています。手続き完了までに何度か確認のボタンを押す必要があるかもしれませんが、解約方法が分りにくいということはなくなっていると考えていいでしょう。
すべてのコンテンツが無料で利用できるわけではない
Amazonが提供している様々なコンテンツの多くをAmazonプライム会員は無料で利用できます。が、すべてのコンテンツが無料の対象になっているわけではありません。例えば映画などの映像作品には「レンタル」形態のコンテンツがそれなりの数存在しています。
とは言えこれ、無料体験かどうかには全く関係がありません。
キチンと料金を払っている有料会員でも無料で利用できるコンテンツに違いはないからです。
と言うわけでこちらも無料体験の罠ではありません。
Amazonプライム会員になった方がいい人、使わない方がいい人
Amazonプライムにはたくさんの大きな特典が準備されています。
これに対し利用料金は月払いなら月額600円、1年分を一括払いすると5,900円(492円/月)とかなりお手軽な設定です。
ちなみにこの金額、先進国と言われる国の中では日本がトップクラスで大幅に安かったりします。
ただ、有料のサービスである以上、使い方によってはコストのペイが出来ず、支払うお金が無駄になる可能性があります。
これらを踏まえ、プライム会員になった方がいいユーザーのタイプ、有料会員にならない方がいいタイプの分りやすい指標をまとめます。
Amazonプライム会員になった方がいい人
有料会員になった方がいい人のポイントとなる項目は次のものです。
- Amazonの通販をそれなりに、あるいはたくさん利用する人
- Amazonの豊富なコンテンツに魅力を感じる人
- Amazonの各種セールをフルにお得に利用したい人
こんな感じでしょうか。
今はAmazonの送料無料となる買い物金額の下限が引き上げられていて、プライム会員以外は「3,500円以上」の買い物でなければ送料が発生します。また、「お急ぎ指定」もタダで使いたいならプライム会員にならないといけません。
Amazonには良質な独自コンテンツも含め膨大な動画、音楽などが楽しめるサービスが準備されています。プライム会員ならそれらの多くを追加料金なしで楽しみ放題です。
また、プライム会員ならば各種セールでポイント還元率アップのキャンペーンを利用してよりお得に買い物が出来ます。
これらに魅力を感じるなら会費を払ってでもプライム会員になる価値があるでしょう。
プライム会員にならない方がいい人
プライム会員になったら利用料金が損になるのは、前の節で挙げた3つの項目に合致しない・魅力を感じないユーザー、ということになります。
例えばネット通販は楽天市場主体でAmazonはあまり使わない人とか、ネット動画、ストリーミング音楽配信をほぼ使わない人などがあたるでしょう。
ネット通販を使わない、使いたくないユーザーはAmazonのプライムデーとかブラックフライデーセールなどにも魅力を感じることはないでしょうから、プライム会員になる必要はありません。
まとめ
Amazonプライムの会員特典は単に送料無料とかお急ぎ指定とかといった、通販関連に限ったものだけではありません。むしろその部分しか使っていないなら、結構もったいないことをしている、と考えてもいいと思います。
ただ、上に挙げたAmazonプライムの特典に魅力を感じないユーザーもそれなりの数いるのは間違いありません。
ユーザーそれぞれ、ご自分の生活スタイルなどもキッチリ確認した上で、上手に様々なネットサービス等々を利用したいですね。
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