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大谷がシーズン6本目、トラウトは9本目のホームランを打つ。6本塁打以上は両リーグ合わせて21人

宇根夏樹ベースボール・ライター
マイク・トラウト/捕手はアドリー・ラッチマン Apr 23, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 4月23日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、21日に続いてホームランを打ち、シーズン本塁打を6本とした。

 2試合連続ホームランは、今シーズン2度目だ。それぞれ、シーズン1本目と2本目を記録した4月3日と5日も、今回と同じく、間に試合のない日を挟み、ホームとアウェーで打った。

「大谷翔平の2試合連続ホームランは26度目。次の試合も打って3試合連続としたのは何度!?」

 ナ・リーグでシーズン6本塁打に達したのは、大谷が9人目だ。そのなかで、4月23日に本数を増やしたのは、大谷とエリー・デラクルーズ(シンシナティ・レッズ)の2人。シーズン7本目のホームランを打ったデラクルーズは、その前に盗塁も記録した。7本塁打はナ・リーグ2位タイ、12盗塁は1位タイに位置している。

 ア・リーグでは、マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)が、4年ぶりに1番打者として出場し、12年ぶりとなる先頭打者ホームランを打った。

「トラウトの打順1番は4年ぶり。先頭打者ホームランは12年前に5本」

 このホームランは、シーズン9本目。ちなみに、かつてのチームメイト、大谷とトラウトが同じ日にホームランを打ったのは、今シーズン2度目だ。4月8日は、それぞれのシーズン3本目と5本目を記録した。今シーズン、ドジャースとエンジェルスは、6月21日~22日にドジャー・スタジアム、9月3日~4日はエンジェル・スタジアムで、計4試合を行う。

 ア・リーグで6本塁打以上は、12人を数える。4月23日は、トラウトの他に、ガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)がトラウトと同じ試合で7本目のホームランを打ち、イサック・パレイデス(タンパベイ・レイズ)とカル・ローリー(シアトル・マリナーズ)は、ともに本数を5本から6本とした。

筆者作成
筆者作成

 なお、ア・リーグのトップ4に名を連ねる、ボストン・レッドソックスの2人のうち、タイラー・オニールは4月23日に故障者リストから復帰したが、トリスタン・カーサスはその2日前から故障者リストに入っている。4月20日の1打席目にスウィングした際、左の肋骨を亀裂骨折。復帰までは、しばらく時間がかかりそうだ。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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