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佐賀発祥で福岡のラーメン激戦区にも進出する本格的な博多ラーメン店〈一時代を築いた白濁の豚骨ラーメン〉

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

創業は1999年(平成11年)で今年25周年を迎えた、博多の本格的な豚骨ラーメンを提供するお店〈博多とんこつラーメン竹林〉。佐賀県の有田町に本店を置き、同県伊万里市と福岡県福岡市南区に支店を置く。福岡市内の店舗はラーメン激戦区として有名な「大橋」エリアにある〈博多とんこつラーメン竹林 大橋店〉。西鉄天神大牟田線の「大橋駅」のすぐ目の前という好立地にあり、その地で長らく営業を続けている人気のお店だ。

雨模様のこの日。訪れたのは〈博多とんこつラーメン竹林 大橋店〉。お昼のピークタイムを過ぎた14時頃。近くの有料駐車場に車を停め、店内に入ると、お客さんも落ち着いた時間だったようで先客は3組ほどで、カウンターの最奥の席に座ることができた。

店内構成は入口から見て、入って手前から右奥に向かっての窓側にカウンターが7席並ぶ。その奥の壁側にテーブル席があり、手前から奥に向かって2人掛けテーブルが1つ、4人掛けテーブルが2つと、全部で17席ほどの席数になる。

半チャンが半額になるランチ限定メニュー

ランチタイムの限定メニューにも間に合う時間だったので、カウンター席の壁に貼られたメニュー表の中からランチ限定メニューの「半チャン(半チャーハン)」のセットを選択しラーメンの麺の硬さは「カタ」で注文した。

「半チャン(または餃子)」セットは、ランチタイム(11:00〜15:00)のみの「ランチ限定メニュー」で、通常「400円」のところが、ラーメンとのセットで「200円」でいただくことができるお得なセット。

まずは厨房からチャーハンを炒める中華鍋を振るう心地いい音を聴きながらゆっくりと待つ。炒める音が止み待つこと少々。まずは「半チャン」だけが先に配膳されるかと思ったら「ラーメン」も同時に配膳されるというスピード感。

近年ではめずらしい白濁の豚骨スープ

まずは濃厚な雰囲気のある本格的な豚骨ラーメン。見た目的にもきれいな一時代を築いた白濁のスープ。ただ、ここまで真っ白なスープは博多でも稀なタイプ。くさみもなく脂感も控えめながら豚骨本来の味わいを存分に愉しめる逸品。合わせるカエシの旨みもやさしく発揮されていて、トロミのある濃厚なスープながら重さを感じることなく好バランスの一杯に仕上がっていて美味しい。

合わせる細ストレート麺は、オールドスタイルのパツパツ系の歯切れのいいタイプ。食感も心地よくスープとの相性も抜群。具材はしっとりとした味わいの大きめのチャーシュー、新鮮でシャキシャキのネギのシンプルさの中に、キクラゲが少量入っている博多スタイルが好み。

作りたての熱々チャーハンは、しっとりとした見た目ながらも食べ進むとお米の一粒一粒がパラパラの心地いい食感。ラーメンとの組み合わせも最高なのでおすすめしたいひと品。

地元民でも何度もリピートしたくなる日常食としての博多豚骨ラーメン。おすすめのお店なので、機会がありましたらお立ち寄りください。

博多とんこつラーメン竹林(ちくりん)

住所  :福岡県福岡市南区大橋1丁目1-17[地図
営業時間:11時00分〜15時00分

    :18時00分〜25時00分
店休日 :日曜日 ※要確認
駐車場 :専用駐車場なし、近隣に有料駐車場あり

要確認 :とんこつラーメン竹林(※インスタグラム)

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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