佐賀発祥で博多の本格豚骨ラーメンが味わえる人気のお店《福岡に逆進出された古き良き時代の豚骨ラーメン》
佐賀発祥の本格的な博多豚骨ラーメンのお店〈とんこつラーメン 竹林〉。佐賀県西松浦郡有田町に本店を置き、同県伊万里市に伊万里店、福岡県福岡市南区の大橋店と、現在3店舗体制で運営されている。店頭のサイン看板などには「博多本格豚骨」や「博多魂」など「博多」を冠していて、本格的な昔ながらの博多の豚骨ラーメンを提供しているお店。逆進出という流れにはなるけれど、福岡市内でもラーメン激戦区として知られている福岡市南区「大橋」の、西鉄天神大牟田線の「大橋駅」のすぐ目の前という好立地に〈とんこつラーメン 竹林 大橋店〉はある。そのお店は長らく地域にも溶け込み安定した営業を続けていて、自身もその美味しさに改めてハマり、たびたび訪れるようになっている昨今。今回、2ヵ月ぶりの定期訪問になる。
ランチタイムの限定メニューが人気でお得
この日は13時過ぎに店先に到着。西鉄大橋駅の近くにある「ベスト電器」の前にある有料駐車場に車を停め、1分ほどの距離を歩いて訪問。店内はまだまだ先客も多くテーブル席2つとカウンター席の一部が埋まっていた。空いていた一番奥のカウンター席へ腰を下ろし、目の前の壁に貼られたメニュー表の中から、基本の「ラーメン」と「半チャン(半チャーハン)」を注文。
この日も、周りのお客さんのほとんどが注文していた人気のセットメニュー「半チャンまたは餃子」は、ランチタイム(11:00〜15:00)のみ「ランチ限定メニュー」として、通常「400円」のところがラーメンと「+セットで→200円」でいただくことができる。
お米の一粒一粒がパラパラとした絶品食感
小気味良い中華鍋を振る音がまずは店内に響きわたる。その後、少し経ってから麺上げの音がすること少々。この日は「ラーメン」と「半チャン(半チャーハン)」が同時に配膳された。
炒め立ての熱々の半チャーハンは、パッと見た目しっとりとした印象ながら食べ進むとお米の一粒一粒がパラパラと、しっかり火の通った心地よい食感の逸品。セットメニューとしてだけではなく、これだけを食べに来てもいいほどのおすすめの一品に仕上がっている。
白濁した旨み溢れる本格的な豚骨ラーメン
シンプルな見た目の「ラーメン」は、キレイな白濁した豚骨のスープ。くさみは無く、脂感もやや控えめ。代わりに塩味がしっかりと感じられカエシの旨みが溢れる昔ながらの美味しい一杯。トロミのあるスープではあるものの濃厚のちょっと手前くらいの重さを感じさせない絶妙なバランスがたまらない、ここだけの美味しさがある。
合わせる細ストレート麺は、オーソドックスなパツパツ系の歯切れのいいタイプで、その食感が心地よくスープとの相性も抜群。標準で入っている具材は、しっとりとした味わいの大きめのチャーシューが2枚、新鮮でシャキシャキのネギというシンプルさにキクラゲが加わっているのがちょっとうれしい。ごちそうさまでした。
店内の構成は、入って手前から右奥に向かってカウンターが7席ほど並ぶ。カウンターの奥にテーブル席が並び、手前から奥に2人掛けが1つ、4人掛けが2つの合計17席ほどになる。また次回も間違いなく寄りたくなるおすすめのお店なので、機会がありましたらぜひお立ち寄りください。
博多とんこつラーメン 竹林(ちくりん)大橋店
住所 :福岡県福岡市南区大橋1丁目1-17[地図]
営業時間:11時00分〜15時00分
:18時00分〜25時00分
店休日 :日曜日 ※要確認
駐車場 :専用駐車場なし、近隣に有料駐車場あり
要確認 :とんこつラーメン 竹林 大橋店