【船橋市】路地裏に漂うコーヒーの香り。焼きたて新鮮さが魅力の焙煎屋さんできっと見つかる好みの一杯
仕事や家事の合間の休息を意味する「コーヒーブレイク」という言葉があるように、コーヒー文化は私たちの暮らしの中に定着しています。
船橋市内各駅周辺では各コーヒーチェーン店が、そして少し足を延ばせば老舗喫茶店から新規のカフェなどが点在し、そこではそれぞれのお店こだわりのコーヒーを頂くことができます。
また市内にはコーヒー豆焙煎店も多くあることから、ご自宅でお店さながらの本格的なコーヒーを楽しまれている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんなこだわりの自家焙煎で美味しいコーヒー豆を提供されているお店のひとつ、
「アダチコーヒー」をご紹介します。
インパクト大!特注焙煎機とコーヒーの香りがお出迎え
お店はJR船橋駅中央口より徒歩9分、京成船橋駅より徒歩6分ほどの路地裏に佇むコーヒー豆焙煎専門店「アダチコーヒー」。
お店の数メートル前からコーヒーのいい香りがほのかに漂い、扉を開けるとまず目に飛び込むのは大きな焙煎機。
コーヒー豆を美味しく焼き上げるために設計された、日本に数台しかないというこだわりの特注品です。
店内は白い壁と木目調の家具、コーヒー豆の入ったホーロー容器も白色で統一され綺麗に並べられており、清潔感と明るさに包まれた印象を受けます。
焼きたて新鮮さが大きな魅力
店主の安達(あだち)さんが世界各国から厳選して取り寄せたという生豆はデカフェ含め常時約20種類以上、そのうち3~4種類は限定品となっており、時期によって入れ替えしているとのこと。
お店ではお客さん自身で生豆を選んだ後に好みに合わせて焙煎することで、焼きたて新鮮なコーヒー豆の提供が可能となっています。
焙煎度は5段階から、またその後の抽出方法によって最適な挽き方も選ぶことができます。
コーヒーにこだわりをお持ちの方はもちろん、大まかな好みの傾向を伝えて安達さんセレクトにお任せするのもおすすめ。
筆者がコーヒー好きのきっかけとなったのは旅先で頂いた、ブラジル産のコーヒー豆をフレンチプレスで抽出した深いコクが印象的な一杯。
自宅でもフレンチプレスで飲むためにそれに近い味を探していること、合わせて「酸味が強いのは苦手」「チョコレートとをお共に飲みたい」ということを伝え、安達さんに豆の種類から焙煎度、挽き方までを選んで頂きました。
飲み頃として、味を落ち着かせた2~3日後からがおすすめとのことです。
フレンチプレスによって油成分を含めた、
豆そのものがもつトロッとした味わいが抽出されます。ほどよい苦みに加え、このまろやかさが惹かれる要素のひとつだと実感しました。
味の好みは人それぞれ、豆の種類の違いはもちろん、同じ豆であっても焙煎度合いや抽出方法で味わいはまったく別ものになるとのこと。
筆者自身、コーヒーは「酸味より苦みが好き」程度でしたが、お話を伺いおススメを頂いたことで、自分の好きな味をより明確に知ることができました。
みなさんも好みに合った一杯がきっと見つかるはず!
ひとりひとりの好みに合った美味しいコーヒーを地域の皆様へ
店主の安達さんは好きなコーヒーを扱う商売で独立を、という思いを長く抱いており、40歳を機に一念発起して当時勤めていた会社を退職。
勉強、準備期間を経て2017年春に「アダチコーヒー」をご自宅近くで開業されました。
今では街の焙煎屋さんとして親しまれ、焼きたて新鮮な美味しいコーヒー豆を求めて多くのお客さんが訪れます。
体力、手間、時間、そして愛情をかけコーヒー豆一粒一粒に向き合いながら行う作業を拝見し、美味しいコーヒーを届けていきたいという安達さんの強い想いを感じるとともに、コーヒーの奥深さと、改めて魅力的な飲み物であることを実感しました。
みなさんもカフェなどお店ではもちろん、ご自宅でもますます豊かなコーヒーライフを。
「アダチコーヒー」で新たな出会いを探してみませんか。