「赤パプリカ」と「黄パプリカ」は何が違うの?料理人の回答に…『有益すぎる!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
先日、スーパーの野菜売り場に足を運んだら、あるカラフルな野菜が目に飛び込んできました。何かというと…「パプリカ」。
パプリカの色合いはとても鮮やかで、赤、黄、そして時にはオレンジなど、さまざまな色が並んでいます。その中でも特に目を引くのが「赤パプリカ」と「黄パプリカ」ではないでしょうか?
この2つの色のパプリカは見た目だけでなく、「味」や「栄養価」にも違いがあるのをご存知ですか?
両者の違いを私の「Instagram」で発信し、読んだ方に感想アンケートをお願いしたところ…なんと51%の方が『有益すぎる!』と回答。また、26%の方が『納得』との回答も頂きました。
※アンケートに協力してくれた方ありがとうございました。
「赤パプリカ」と「黄パプリカ」の違いは一体何なのか?気になった方はぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- そもそも、「パプリカ」ってなに?
- 味わいの違い
- 栄養素の違い
- まとめ
そもそも、パプリカってなに?
まず、パプリカはピーマンと同じ「とうがらしの仲間」です。もともと、ハンガリーで品種改良されたピーマンの一種で、肉厚で甘いものをパプリカと呼ぶようになりました。とうがらしの仲間といっても、辛みはなく、甘みがあるのが特徴です。ピーマンと比べると、パプリカは肉厚でジューシーで、食べごたえがありますよね!
また、ピーマンは未熟な状態で収穫されるのに対し、パプリカは完熟して色づいた状態で収穫されます。
味わいの違い
では、今日の本題に入りましょう。
「赤パプリカ」と「黄パプリカ」の味わいの違いについてです。
『同じじゃないの!?』と驚く方もいるかもしれませんが、実は微妙な違いがあります。
赤パプリカは甘みが強く、フルーティーな味わいが特徴です。赤色は最も完熟に近い色のため、他の色のパプリカよりも甘みが強いです。生のままサラダに入れたり、グリルやローストにしても美味しいです!
一方、黄パプリカは赤パプリカに比べて甘みが控えめで、さっぱりとした味わいでやや酸味があります。シャキシャキとした食感が魅力で、炒め物にぴったりなんです。
栄養素の違い
「赤パプリカ」と「黄パプリカ」の違いは味わいだけでなく、「栄養素」にもあるのです。それぞれにどんな栄養素が多く含まれているのか、一緒に見てみましょう!
赤パプリカ→「β-カロテン」を多く含む。
黄パプリカ→「ルテイン」を多く含む。
せっかくなので、「β-カロテン」と「ルテイン」の効能についても少しみてみましょう。
【β-カロテン】
皮膚や粘膜を丈夫にし、視力の維持、がん予防、免疫力強化、アンチエイジングなど健康維持に重要な栄養素です。
【ルテイン】
ブルーライトや紫外線から目を保護し、視力の維持に役立つ栄養素です。
味わいだけなく、「栄養素」にまで違いがあるのは驚きですね!!
まとめ
- パプリカはピーマンと同じ「とうがらしの仲間」
- 赤パプリカは甘みが強く、フルーティーな味わい
- 黄パプリカは甘みが控えめで、さっぱりとした味わいとやや酸味のある味わい
- 赤パプリカは「β-カロテン」を多く含む
- 黄パプリカ→「ルテイン」を多く含む。