命を守る緊急浮き具 万が一の浸水に備えたイメージトレーニングを
各地で避難指示、そして河川氾濫が報告されています。YAHOO!ニュースでお知らせした緊急浮き具を使った救助の待ち方について説明します。万が一、浸水の中で浮くことになったら使う最終手段です。命を守る行動に活用してください。水が来ていない今、イメージトレーニングをして心の準備をしてください。
リュックサック1個
カバー写真に掲載の通り、前方にかついで、背浮きになり、両手でしっかりとリュックサックを抱いてください。たいへん安定した状態で長時間浮き続けることができます。これで呼吸を確保して、救助を待っていてください。
リュックサック2個
図1のように胸と背中にかつぎます。水に入ってしまったら、図2のように垂直に立った状態で浮くことができます。顔全体が安定して水面にでます。周囲を確認しながら、呼吸を確保して救助を待っていてください。
厚手のジャケット
図3のように脚を少し曲げて、背浮きの状態で呼吸の確保を行います。例では靴を履いていませんが、靴は履いてください。靴の浮力も使えば図3の状態でさらに安定して浮くことができます。この姿勢で、救助を待っていてください。
まとめ
緊急浮き具は、浸水する前から準備して、避難途中や水が迫ってきた時に、身に着けてください。そして、命を守ってください。