「砂糖が固まったら湿気させて!」栄養士からのお願い そのワケとは?
こんばんは!栄養士食堂です。
使いたいときにたまにある砂糖の塊…。
「すぐ使いたいのに!」とイラっとしながらスプーンで一生懸命つぶした経験はありませんか?
それ…ある方法で簡単に解決できます!
今回は栄養士である私が「固まった砂糖を元に戻す方法」を詳しく解説していきます。気になる方は最後までお付き合いくださいね。
今日の目次
1.砂糖が固まる原因
2.固まった砂糖を元に戻す方法
3.砂糖が固まるのを予防する方法
4.最後に
1.砂糖が固まる原因
家庭でよく使われている「上白糖」や「三温糖」などの砂糖が固まるのは、主に乾燥が原因です。もともと砂糖はくっつきやすい性質があるため、製造工程で表面を糖液でコーティングし、砂糖の結晶同士がくっつくことを防いでいます。
ですが、乾燥により糖液の水分が減ってしまうと、砂糖の結晶同士をくっつけて塊となってしまいます。
2.固まった砂糖を元に戻す方法
ではさっそく、「固まった砂糖を元に戻す方法」を解説していきます!
砂糖容器のふたの下に、濡らして固くしぼったキッチンペーパーを挟む。
固まった砂糖は乾燥している状態なので、湿気を含ませるとほぐしやすくなります。
ただし、湿気させすぎてしまうと砂糖が溶けてしまうこともあるので砂糖がほぐれたらすぐに取り出しましょう。
食パンを入れる
固まった砂糖を袋から出し、食パンと一緒に容器に入れ、1日密閉すると食パンの水分を砂糖が吸収してほぐれやすくなります。
3.砂糖が固まるのを予防する方法
密閉容器に入れる
砂糖の袋は通気性が高いので、袋のまま保存すると砂糖の固まる原因にもなります。袋のまま保存するのは避け、必ず密閉容器に入れて保存しましょう。
こちらの記事でもっと詳しく解説しています。
→砂糖は「未開封でも買った袋のまま保存しないで!」栄養士が呼びかけ!そのワケとは?
温度変化のない場所で保存する
湿気や水気が多いシンク付近や温度の高いコンロ付近での保存は避け、直射日光が当たらない温度変化の少ない場所で保存しましょう。
4.最後に
いかがだったでしょうか。
砂糖が固まる原因は「乾燥」なので湿気させると砂糖がほぐれやすいことがわかりました!
調理中のちょっとイラっとする「砂糖の塊」。
とても簡単に解決できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!