鎌倉時代の新仏教と開祖を覚えよう!【浄土真宗・浄土宗・日蓮宗・時宗・臨済宗・曹洞宗】
鎌倉時代に日本で開かれた仏教6つを、答えることができますか?
中学社会の学習範囲ですね。
覚えにくい仏教の名前が多く、入試によく出題される分野のひとつ。定期テストや実力テストなどで見たことがあるのではないでしょうか。
みなさんには、そんな鎌倉時代の新仏教を、この記事を通して覚えてもらいます。入試やテストを控えている方や、中学社会の学び直しをしたい方にも読んでもらいたいです。
鎌倉時代の新仏教って何があるの?
まずは、おさらいをしましょう!以下の6つが鎌倉時代の新仏教になります。
- 浄土宗(じょうどしゅう)開祖:法然(ほうねん)
- 浄土真宗(じょうどしんしゅう)開祖:親鸞(しんらん)
- 日蓮宗(にちれんしゅう)開祖:日蓮(にちれん)
- 時宗(じしゅう)開祖:一遍(いっぺん)
- 臨済宗(りんざいしゅう)開祖:栄西(えいさい)
- 曹洞宗(そうとうしゅう)開祖:道元(どうげん)
このなかでは浄土真宗が最も有名で、試験にも出題されやすいです。それぞれの宗派に深く関わりのあるお寺もあるので、近くにお住まいの方はぜひ調べてみてくださいね。
情報知らん日蓮、一時にエリと同窓会
情報知らん日蓮、一時にエリと同窓会
これが、鎌倉時代の新仏教を覚えるための一文です。日蓮くんは「1時にエリと同窓会がある」という情報を知らされていなかった。ことを表しています。
これは、先ほど登場した新仏教とその開祖の頭文字などを使ったものです。
- 情→浄土宗・浄土真宗
- 報→法然
- 知らん→親鸞
- 日蓮→日蓮宗・日蓮
- 一→一遍
- 時→時宗
- エ→栄西
- リ→臨済宗
- 同→道元
- 窓→曹洞宗
これを紹介すると、「この文章を覚えることが大変だよ」と声が聞こえてきそうですが、だまされたと思って10回だけ唱えてみてください。
すると、新仏教に関する問題に出会ったときに『1時にエリと同窓会』のフレーズがおりてくるかもしれません。また、これらの宗派すべてが鎌倉時代の内容であることも一緒に覚えておくと、年代の並び替え問題に役立ちますよ。
バッチリ覚えられましたか!?
今回は、鎌倉時代の新仏教についてご紹介しました。仏教に関する問題が出されると嫌な顔をする人がいますが、鎌倉時代の新仏教は特に苦手な方も多いでしょう。
でも、名前を覚えてしまえばこっちのもの。開いた人物とセットで記憶して、そのあとに内容や周辺との関わり、お寺の場所などを確認するとさらに得点率アップにつながります。
本記事の内容が、みなさんの大事なテストで役に立ちますように。
≪問題≫一遍が踊念仏などを使って広めた、仏教の教えをなにというか?
答えることができましたか?
正解はこの記事の中にありますよ。