天井から大量の水漏れ!→上階の人に思わず同情してしまう出来事
オランダ在住のひかさん夫婦。突然の大きな水音で起こされたひかさんは、自宅の玄関前に水溜りができていくことに驚くのでした。
オランダ生活の思わぬ試練?水漏れトラブルに振り回される日々
オランダで生活するひかさんが直面したのは、玄関上にある階上のシャワールームからの水漏れトラブルでした。原因は、上階の排水溝から漏れた水がひかさんの玄関にまで浸透してきたことにあります。すぐに大家さんに連絡し、修繕をお願いしましたが、大家さんは「業者を手配する」と伝えるのみで、その後の連絡は2週間もありませんでした。
結局、修理が完了したのは最初の水漏れから約1か月後のこと。上階の住人もその間シャワーが使えず、友人宅でシャワーを借りる日々を強いられ、大変不便な生活を送っていたようです。
なぜこんなに時間がかかる?オランダの「のんびり修繕事情」
実は、この水漏れトラブルは今回が初めてではありません。過去にも2度、似たような水漏れが発生し、その度に修繕対応に時間がかかってきました。オランダでは、修繕業者の手配に時間がかかるケースが多く、迅速な対応が期待できないのが現実のようです。
日本では、建物のトラブルがあれば業者が即日対応することも珍しくありませんが、オランダでは「のんびり」と待たされることが一般的。修繕依頼を受けた大家さんも「すぐに手配する」と言っても、それが「いつ修理に来てもらえるか」は予測しにくいのです。
自分たちが下の階に迷惑をかける立場になったら…
現在は水漏れ被害の「受け身側」であるひかさんですが、もし自分たちが下の階に迷惑をかける立場になった場合を考えると、不安は尽きません。「もし自分たちが階下に水漏れを起こしたら、どれほどの時間がかかるのか」「階下の住人に迷惑をかけるのではないか」といった心配がつきまとうのです。
日本の「日帰り入浴施設」は夢のまた夢
さらにオランダでは、日本のような「日帰り入浴施設」や「銭湯」がほとんどありません。もしシャワーが使えない場合は、濡れタオルで身体を拭くか、友人宅に頼るしか選択肢がないのです。「今日は銭湯でリフレッシュ!」という気軽な選択ができないのは、日本に慣れ親しんだ人々には大きな不便かもしれません。
オランダの異国の地で過ごす中で、意外と気づかない「水回りトラブル」の困難さ。文化の違いも含め、新たな対応力が求められることを痛感する日々です。