柿は「常温保存?」or「冷蔵保存?」料理人の回答に…『意外と知らなかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「柿」は好きですか?私も柿が大好きです!特に旬の時期になると、甘くてみずみずしい柿が食卓に並ぶと嬉しくなりますよね。
しかし、意外と間違えがちなのが「柿の保存方法」。
皆さんは柿を購入した際、「常温」で保存していますか?それとも、「冷蔵庫」に入れていますか?
実は、この保存方法によって柿の味や食感が大きく変わることがあるのです。
そこで今回は、調理師免許を持つ私が「柿の保存方法」について詳しく解説したいと思います。
さらに、この内容をInstagramで発信した際、アンケートを取ったところ、61%の方から『意外と知らなかった!』との声をいただき、大好評でした!
柿が好きな方は、ぜひ最後までお付き合いくださいー!
今回の目次
- 柿は「常温保存?」or「冷蔵保存?」
- 常温保存する場合
- 冷蔵保存する場合
- まとめ
柿は「常温保存?」or「冷蔵保存?」
柿は果たして、どちらの保存方法が良いのでしょうか?
結論:柿の「状態」によって使い分ける必要がある!
では、「常温保存」する場合と「冷蔵保存」する場合、それぞれどの状態の柿に適しているのか、一緒に見ていきましょう!
常温保存する場合
まずは、「常温保存する場合」から。
常温保存:柿が硬く(未熟で)、追熟させたいとき!
柿の追熟には、果物の成熟を促進する植物ホルモンである「エチレンガス」が必要です。しかし、冷蔵保存すると、低温により柿の呼吸量が低下し、エチレンガスの発生が抑えられてしまいます。
そのため、まだ硬く熟していない柿は、常温で保存するのが最適なのです!
常温で保存することで、エチレンガスがしっかりと働き、柿が徐々に柔らかく甘みを増していきます。また、保存場所は、直射日光を避けた風通しの良い涼しい場所を選ぶようにしましょう!
冷蔵保存する場合
一方で、「冷蔵保存する場合」はどうでしょうか?
冷蔵保存:柿が柔らかく(食べ頃になり)、鮮度を保ちたいとき
食べ頃を迎えた柿をそのまま常温で保存してしまうと、追熟が進みすぎて、柔らかくなりすぎたり、傷みやすくなってしまいます。
そこで、追熟を止めるためには「低温環境(冷蔵保存)」が必要です。
冷蔵庫に入れることで、柿の熟成がゆっくりになり、甘みや食感を保ちながら鮮度を長く維持することができます!
まとめ
- 常温保存→柿が硬く、追熟させたいとき
- 冷蔵保存→柿が柔らかく、鮮度を保ちたいとき