【子育て】あなたは言ってない?子どもに言いがちな、子育ての《脅し言葉》&《言い換えポイント》を紹介☆
こんにちは!さっこせんせいです☆
子育て中に何気なく使っている言葉の中に《脅し言葉》はひそんでいます。脅し言葉は子どもの心に響くことはなく、子どもたちは”ただ怖いから” ”言われたから”動くようになります。それでは子どもたちに本当にわかってほしいことが伝わりません。
どんな子育ての脅し言葉があるのか、さっそくチェックしてみてください!
▷子育ての脅し言葉
①置いてくからね!
帰りたがらない子どもに対して使われやすい脅し言葉です。「置いていかれたら困る」という思いで、子どもたちは慌てて言う事を聞きます。でも実際本当に置いていくママパパはいませんよね?
そのうち子どもたちは "本当は置いていかれない" ということに気がついて、この言葉が通用しなくなります。するとますます親側は強い口調で伝えるようになり、イライラはエスカレートしてしまうのです。
【言い換えPoint】
・帰る時間を事前に子どもと決めておく
・「滑り台してから帰る?ブランコしてから帰る?」と子どもに帰り方の選択肢を与える
・「帰るよ」と伝えるのではなく
「あと10分したら帰ろうね」と前もって声をかける
②オニがくるよ!
言うことを聞かない子に対して「オニがくるよ!」「おばけがくるよ!」「あのおばさんに怒られるよ」と伝えるのも、脅し言葉です。実際に起こることのないことで叱るのはNGです!
これもいずれ嘘だということがバレます。そこから子どもは "バレなければ嘘をついてもいい" ということを学んでしまいます。この言葉を使われ続けた子は、将来犯罪を犯す可能性が高くなるという研究結果も出ているほどです。”バレなければいい” という学びが犯罪に繋がりやすくなってしまうんです。
【言い換えPoint】
注意するときは架空のものや第三者を出すのではなく、親自身の言葉で注意することが大切!
・「今はもう帰る時間なの。
ここでずっと遊んでいてはいけないよ」
・「明日も元気に遊べるように、もう寝よう!」
③〇〇やらなきゃ△△できないからね!
「〇〇しないと△△できない」と伝えるのも、言われた子どもたちはイヤイヤ従うことになる言葉です。本来は自ら進んで意欲的にやってほしいことも、この言い方では、子どもたちは強制的にやらされることになってしまいます。
【言い換えPoint】
親がしてほしいことに注目させるのではなく、子どもがやりたいことに注目させる声かけを心がけましょう!
「〇〇やらなきゃ△△できないからね」ではなく
「△△できるように〇〇をしよう」という伝え方です!
・「絵本が読めるように、早く布団に入ろう!」
・「おやつをおいしく食べるために、
先にトイレに行こう」
④もう知らないからね!
ママやパパに ”見放される” ことは、子どもにとってどれほどの恐怖でしょうか。親にとっては冗談のつもりでも、子どもは大きなショックを受ける言葉です。言うことを聞いてくれないとつい言いたくなってしまうこの言葉ですが、子どもに恐い思いはさせたくありませんよね。
【言い換えPoint】
I(アイ)メッセージで伝えましょう!
・「ママは〇〇してくれると助かるな」
・「パパは片付けをしてくれなくて悲しいよ」
【脅し言葉】なんて聞くとドキッとしてしまいますが、私たちだって本当は脅し言葉なんて使いたくありませんよね。もしかしたら私たちも自分の親から、こういった言葉をかけられて育ったのかもしれません。親から言われてきた言葉は、親になった私たちに影響を及ぼします。
ですから我が子たちが親になった時にも、またこのような脅し言葉を繰り返してしまわないように、今からなるべくこれらの言葉は使わないよう気を付けていけたらいいですね☆
最後までお読みいただきありがとうございました!