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【片付け】捨てられない!整理収納アドバイザーは「子どものモノ」どうしてる?

川崎みさ暮らしの講師

もと海上保安官で2児の母、整理収納アドバイザーの川崎みさです。

皆さんは「片付け」は得意ですか?わたしは30年間ずっと苦手でした。片付けたい気持ちはあるのに、何をどうすれば片付くのか検討がつかず、頭を抱えていました。特に「子どものモノ」は思い入れがあり過ぎて、捨てられず溜まるばかり!しかし、片付けを学ぶうちに「残すモノ」「捨てるモノ」を少しずつ分けられるようになりました。

1.持ち帰った「作品」は捨てる

子どもが図工の授業で作った作品や、学期末に持ち帰る工作などは、家族でたっぷり鑑賞したら基本的に全捨てしています。しかし、本人が「まだ捨てたくない」と言った場合は、数か月間とっておくことも。時が経ち、ふたたび「捨てていい?」と聞くと、子どもがすっかり興味をなくしているので、意外とあっさり「いいよ」とOKが出ることが多いです。

コンクールに入賞したり思い出深い絵など、「残したい」と思った場合は、写真で残すようにしています。

2.「サイズアウトした服」は捨てる

わが家は、基本的にサイズアウトした服は全捨てしています。もともと古着で買ったモノが多いし、持っている服の数が少ない分、着倒しているので惜しまず捨てられます。

以前は、「誰かにあげられるかも」と、キレイな状態の服は取っていましたが不用品のやりとりは、相手によっては「押し付けられた」とトラブルの素になったり、「使ってる所を見せなければ」と、プレッシャーを与えてしまうので、自分で捨てるのが誰の迷惑にもならない方法だと思って、捨てています。

3.「保留」にしているモノもある

小学校の「通知表」

「へその緒」など

使っていないし、これから先も使わないであろうと予想できるものの、捨てていいのか分からずに「保留」にしているモノもあります。「通知表」は、とりあえず長女が中学に入学する前までは「保留」にして、捨てずに取っています。

問題は「へその緒」。先日、助産師をしている友人に「へその緒って何に使うの?」と聞いたところ、「子どもが身元不明のご遺体になったときに、へその緒があればDNA鑑定ができる」「産んだ子どものへその緒を、自分が亡くなったときに棺に入れるお母さんもいる」と、教えてもらいました。(質問した相手は、看護師・助産師の資格を持っている方ですが、記載の内容はあくまで友人同士の会話の中の一部です。)

この話を聞き「無いより、あった方がいいのかも」くらいの気持ちで、「へその緒」は保留扱いにしています。

「子どものモノ」どうしてる?

1.持ち帰った「作品」は捨てる

2.「サイズアウトした服」は捨てる

3.「保留」にしているモノもある

片付けって本当に難しいですよね。特に「子どものモノ」は、思い入れや思い出があるのでとても捨てにくいモノのひとつ。以前のわたしと同じように「もう使わない」という理由では、なかなか捨てられない方も多いのではないでしょうか。そんな時は、「段ボール1つ分」など、量を決めるのもひとつの「片付け」のカタチです。

片付けは、「今を暮らしやすくする」ための手段なので不要なモノは捨てるように助言することが多いのですが、「思い出のモノ」も人生の大切なエッセンスなので、ある程度は必要だとわたしは思っています。

最後までご一読くださりありがとうございます。

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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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