板宿のお店「dining cafe mother（ダイニングカフェ マザー）」の新商品をご紹介します。須磨区役所、神戸市営地下鉄・山陽電気鉄道「板宿駅」からそれぞれ徒歩1分の場所にある、篠山の新鮮食材や丹波立杭焼の食器を使った食事とカフェを楽しめるダイニングカフェです。以前下の記事で紹介したこちらのお店で、今夏、新商品の「かき氷」が発売されています。

筆者が過去に作成した記事　【神戸市須磨区】区役所から徒歩1分、篠山の新鮮食材で癒しと元気をチャージ！ダイニングカフェマザー

レトロなデザインの「氷」の旗がかかっています。

フレーバーは「いちごみるく」「マンゴーみるく」「抹茶みるく金時」「みるくきなこ金時」の4種類、各1000円（税込）です。自然な色味からも分かる通り、いちごとマンゴーは果物を煮詰めてソースを作る所から手作りされています。トッピングのあんこも自家製、家庭的で地域密着型の「mother」らしい品々です。
どれも魅力的なかき氷、その中でも今回特にオススメしたいのは「みるくきなこ金時」です！

「dining cafe mother」の一番の看板メニュー「黒豆ソフト」。丹波篠山の黒豆で作ったきなこを豊富に使用したソフトクリームです。新商品のかき氷「みるくきなこ金時」にも、この黒豆きなこが使用されています。単なる「きなこを使ったかき氷」であれば、様々な和スイーツ店等で見かける機会はあるかもしれません。しかし「黒豆きなこ」となると、お店で出会える機会はかなり限られるのではないでしょうか。更には、「mother」の黒豆きなこは、一番人気商品に使われている通り、おいしさはお墨付き！　シンプルながらも、まさに「ここでしか食べられないかき氷」です。

かき氷「みるくきなこ金時」。想像をはるかに超える大きさと高さです！

口に入れた瞬間、黒豆きなこの芳醇かつ優しい風味が広がります。粉っぽさは全く感じず、丁寧に削られたふわふわな氷と馴染みながら溶けていく、穏やかで柔らかな口当たりです。繊細で穏やかな冷たさなので「こめかみがキーンとなる」事なく食べ進める事ができます。練乳は氷を積み上げるのと同時にかけられており、どの場所から氷をすくっても甘さが均一です。

きめ細かい氷をアップで撮影すると、まるで北国のパウダースノーのよう！

残り僅かになった所。かき氷の器も、他メニューと同様、丹波立杭焼です。あんこを乗せた和風ミルクセーキみたいな様相になって、カップに直接口を付けて「飲み物」としておいしく頂くことができました。

かき氷を完食後、「冷えた胃腸を温めたいときにオススメの商品です。良かったらお試しください」と、「mother特製チャイ（税込700円）」を提供して下さいました。スプーンの代わりに添えられた竹マドラーが可愛いですね。
クローブ、ジンジャー、シナモン等6種類のスパイスを独自の割合でブレンドした、motherオリジナルのチャイです。甘味は入っておらず、別添のスティックシュガーで好みの甘さに調整して飲むスタイル。私は全く甘味を入れずに頂きました。しっかり煮出された深い香りの紅茶とミルクのコクはスタンダードなチャイの味、スパイスはジンジャーのピリッとした辛味が良いアクセントでオリジナリティある風味です。オーナーのオススメ通り、かき氷で冷えた内臓がじんわりと温まっていく感覚がありました。皮膚や筋肉の火照りがかき氷によってスーッと引いた状態はそのまま、内臓だけ温まっていく感覚は、とても心地よく、また不思議でもあります。

身体が焼け付くような酷暑が続き、熱中症のリスクの高いこの時期。お店でかき氷を食べて「ちょっと一休み」は、ただおいしいだけでなく有効な対処法でもあると感じます。繊細な口当たりで穏やかにクールダウンできるかき氷と、各種健康的なフレーバーやトッピング。「dining cafe mother」で、暑い夏ならではの楽しみをご堪能くださいね。そして、「冷たいものばかり食べてしまって、栄養不足や夏バテが心配…」という方は、motherの食事系メニューもぜひ！

●dining cafe mother（ダイニング カフェ マザー）●
〒654-0021　神戸市須磨区平田町3-1-5 1F
定休日：日曜・祝日・第二土曜
営業時間 ：11時～17時
電話番号：070-8467-4640
X（旧Twitter）：板宿 dining cafe mother（マザー）
Instagram：MOTHER(@dining.cafe_mother)