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【神戸市須磨区】区役所から徒歩1分、篠山の新鮮食材で癒しと元気をチャージ!ダイニングカフェマザー

くりあんぱん神戸の日常系webライター(神戸市)

板宿のお店「dining cafe mother(マザー)」をご紹介します。須磨区役所、神戸市営地下鉄・山陽電気鉄道「板宿駅」からそれぞれ徒歩1分の場所にある、心ほっこり、カラダ喜ぶ素敵なダイニングカフェです。年度が変わる頃は区役所で長く待ち時間が発生する事も珍しくありません。そんな時、近くに心地よいひと時を過ごせるカフェがあると嬉しいですよね。「dining cafe mother」はそんなニーズにぴったりなお店です。

須磨区役所から向かうと左側、角地に店舗が見えてきます。窓に描かれたロゴとディスプレイがアットホームな雰囲気です。

市営地下鉄板宿駅から向かうと右側に、店舗入口が見えてきます。

店内の様子です。店舗全体で15席程あります。

サラリーマン風の方やご友人同士、女性がお一人で…と次々とお客さんが入ってこられ、地域の皆さんに愛されているのが伝わってきます。店内で寛がれるお客さんは皆とても和やかな様子です。スタッフさんの気配りもさり気なく細やかでとても心地よいです。

外観同様、店内メニューも全て手書きで温かみがあります。日替わりメニュー「motherランチ」を注文しました。本日の主菜は「鶏のスイートチリソース和え」、楽しみです。日替わりの主菜は毎営業日お店のInstagramにアップされるので訪店前に確認する事もできますよ。
Instagram:MOTHER(@dining.cafe_mother)

注文の品が届くまでの間に見つけたポインセチアの鉢植え。ポインセチアはお世話が難しいと園芸好きの方からよく伺います。このポインセチアはとても元気です。お店の隅々まで思いを込めて手入れされている証拠ですね。

本日のmotherランチ「鶏のスイートチリソース和え」。おいしそう! 心の中で歓声を上げながら手を合わせます。彩りも栄養バランスも良くて健康的なお昼ごはんです。

鶏むね肉はふっくら仕上げられていて、噛んだ時の弾力と柔らかさのバランスが絶妙! 優しい甘さのチリソースで辛味が苦手な方でもおいしく食べられそうです。

副菜のブロッコリーの和え物。昆布が使われています。海藻類は普段から意識していないと不足しがちな食材ではありませんか? 私は母親として子育て真っ最中ですが、家で食事を作る時「食材をちょい足しして栄養バランスをより良くしたい」「子供が食べづらい食材は、食べやすい加工品を少量使用して無理なく取り入れたい」と小さな工夫をします。そんな自分の母心と同じものを感じるお料理です。「mother」という店名、ぴったりですね。

副菜の黒豆。次の写真でご紹介する通り、「dining cafe mother」一番の看板メニューは「黒豆ソフト」なんです。そんな自慢の黒豆が食事メニューでも楽しめるのは嬉しいです。一般的な市販の黒豆と比べて控え目な味付けで、黒豆そのものの美味しさを楽しむことができる品となっています。お味噌汁にも黒豆で作られた手作り味噌が使われているそうです。食べていると、不思議な位に元気が出てきます。

「dining cafe mother」の看板メニュー「黒豆ソフト」です!

「黒豆ソフト」と聞いた時「真っ黒なソフトクリーム」を想像していました。実際に出てきたものは「ほんのり、きなこ色」。黒豆のきなこが使われています。黒豆の美味しさが十分に引き出されていますが、それ以上にズッシリと濃厚な牛乳のコクに衝撃を受けました。看板食材の「黒豆」にのみ頼る事なく、牛乳の品質にもこだわっているのですね。申し分のない食後の満足感でした。

食後、オーナーにたくさんお話を伺うことができました。
オーナーの故郷である『篠山の名産品で皆さんに喜んでもらいたい』という思いでこのお店をオープンしたのだそうです。「mother」の店名には『お母さんのようなあったかい雰囲気のお店にしたい、受け継いだ母の味をお届けしたい』という思いが込められています。篠山で育った新鮮な食材をふんだんに使い、それを篠山の伝統工芸品「丹波立杭焼」に盛り付けて…篠山の自然の力を存分にチャージできる食卓を、家族でできる範囲で日々お届けされています。故郷篠山で黒豆栽培やお味噌作りで活躍されているのはオーナーの『おばあちゃま』で、御年何と97歳! 何てお元気な…と尊敬と感謝が胸にこみ上げると共に「こんなに元気な『お母さん』達が作ってくれる愛情たっぷりの食事だから、食べたら元気が出てきたんだな」と納得しました。

期間限定「さくらラテ」。いちごチョコとミルクの甘みを最後の一口まで楽しむことができました
期間限定「さくらラテ」。いちごチョコとミルクの甘みを最後の一口まで楽しむことができました

「dining cafe mother」はティータイムに力を入れておられます。カフェだからこそ楽しめる香り高いオーガニックコーヒーに各種手作りケーキ、桜の季節限定ラテアート。フロート、コーヒーゼリーパフェ、フレンチトーストには看板商品の「黒豆ソフト」がトッピングされます。他にも様々な飲み物やスイーツがありますので楽しみに来店されてください! 頑張る日々の「ちょっと一休み」や春の行楽の時間をぜひ、お母さんの愛情にほっこり包まれる「dining cafe mother」で過ごして下さいね。

余談:取材後、自宅の台所で「よーし、motherの料理を見習って、今日の夕飯、頑張って作ろう!」とガッツポーズが出たのには自分でも笑ってしまいました。食事から貰えるパワーはこんな形でも表れるものなんですね。

●dining cafe mother(ダイニング カフェ マザー)●
〒654-0021 神戸市須磨区平田町3-1-5 1F
定休日:日曜・祝日・第二土曜
営業時間 :11時~17時
電話番号:070-8467-4640
X(旧Twitter):板宿 dining cafe mother(マザー)
Instagram:MOTHER(@dining.cafe_mother)

神戸の日常系webライター(神戸市)

神戸でささやかに暮らしている一市民。大好きな町神戸の魅力を、心地よい日常から拾い上げて大切にお届けしていきます。記事を通して皆様と「わくわく」「ほっこり」な気持ちを分かち合えたら嬉しいです。よろしくお願いします!

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