【目黒区】自由が丘「星火(せいか)」の独創的な「ラーメン膳」、スープ一滴残さず完食
塩分過多になってしまうので、ラーメンのスープは残す派ですが、自由が丘にある和食料理店「星火(せいか)」が提供しているラーメンのスープは、絶対残せない珠玉の一杯。
今回はどうしてもこの絶品ラーメンを久しぶりに食べたくて、ランチタイムに「星火」を訪れてきました。
自由が丘駅から徒歩約8分、自由通り沿いにある「星火」
初めて「星火」を訪れたのは11年以上前。家族の誕生日のお祝いで夕食をいただきました。
「旬を五感で感じる」をコンセプトに旬食材は当日仕入れ、野菜は有機野菜を使った料理を提供しています。
お客様のすぐ目の前で調理し、提供するライブ感を大切にしているお店で、この時お食事の最後にいただいたラーメンの味がずっと忘れられませんでした。
ランチタイムは「御膳」スタイルで提供している「星火」のラーメン
久しぶりに訪問した「星火」。決め打ちで「星火ラーメンと黒米のおにぎり膳」を注文します。
コロナ禍を経て、注文はタッチパネル方式になっていましたが、ちゃんと紙ベースのメニュー表もあって親切です。
駅から汗だくになりながら来店したので、提供いただいた冷たい緑茶がおいしい!
さらに誘惑に負けて、ランチビールもちゃっかり注文しちゃいました。
他では味わえない「星火」のラーメン、スープへのこだわりは専門店にも負けていません
厳選した旬食材を使った和食を提供している「星火」ですが、ラーメンスープにもそのこだわりが貫かれています。
ゲンコツ・匠の大山丸鶏と煮干し、鯖節などを8時間以上煮込んだあっさりスープをベースに、塩味・醤油味のいずれかを選べるようになっていました。
私は醤油味を選択。
同行した家人は塩味を選択しましたが・・・。
正直、写真で見ても区別がつきません。醤油味の方が少し茶色いかなという程度。
塩味のスープはとてもあっさり、さっぱりとしていて、シンプルにスープのうま味を感じられました。
醤油味はお醤油の香りと華やかさが感じられる、奥深い味わいです。
麺は中細のストレートでほどよい歯ごたえ。
トッピングも海苔ではなくあおさ、卵はうずら、そしてザーサイが入っているところにも「星火」ならではの個性が感じられます。
しっかりと厚みがあるチャーシューですが、口の中でほろほろとほどけていくやわらかさ。
黒米のみで炊き上げたおにぎりはやや小ぶりで食べやすいサイズ。しっかりとした噛み応えがありつつも、もちもち感もあり、味わい深いおにぎりです。
小鉢が2種類。一つは茄子の煮びたし、もう一つはしらすおろしです。
しらすは茗荷やしそなどがアクセントとなっており、シンプルながら旬を感じる繊細な味付けの一品でした。
「星火」は盛り付けや器も美しいので、目でも楽しめます。結局スープも1滴残らず飲み干し、大満足。
ラーメンとはジャンクなものですが、完成度の高い洗練されたラーメンも捨てがたい。皆さんも是非、この美しい和食店のラーメン、召し上がってみてはいかがですか?
もちろん、夜の会食もおすすめですよ。
【店舗概要】
星火(Rettyページ)
営業時間:ランチ 11時30分~14時30分(L.O.14時)/ディナー 18時~23時30分(L.O. 23時)、水曜定休
住所:東京都目黒区自由が丘1-21-4 J121ビル 1F
問合せ先:03-6421-4328