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栗とかき氷がコラボ!「栗氷」が和菓子の老舗「虎屋菓寮」に新登場!

日本茶ナビゲーター Tomoko日本茶インストラクター

秋になり涼しくなるのかと思いきや、また夏のような暑さが戻ってきていますね。

そんな時に食べたくなるのが冷たいお菓子。

でも、真夏にはよく見かけたかき氷も秋になると置いているお店もあまりない・・・と思っていたら、

あら!和菓子の老舗「とらや」さん、秋の味覚のかき氷がコラボしているではありませんか!!!

しかも10月18日までの期間限定!急がなくっちゃ!!!

と、暑い日に「虎屋菓寮」にて実食して参りました。超おすすめです!

珍しい!栗とかき氷の組み合わせ

定番の抹茶と小豆のかき氷はよく見かけますが、秋の味覚「栗」のかき氷は初めてです。

前回のとらや新栗まつりの記事のため虎屋のサイトを見ていて「美味しそう!」と飛びついたのが新登場の「栗氷」!

この秋、期間限定で新登場した「虎屋菓寮」(イートイン)のみで食べられる貴重なかき氷です。

「虎屋菓寮」そごう横浜店は平日のお昼ごろは空いていてすぐに入店できましたが、土日などはすぐ満席になることも多々あります。

とらや菓寮のみで食べられる「栗氷」1,430円(税込)
とらや菓寮のみで食べられる「栗氷」1,430円(税込)

注文して運ばれてきたのは、大きすぎず、ちょうどよいサイズの上品なかき氷。

和三盆蜜がかかっていて、やさしい甘さ。

黄色いのは「すりおろした蜜栗」とのこと。栗の香りがふんわり漂います。

かき氷の上にはやわらかい白玉だんごと、栗の水羊羹がのせられています。

栗の水羊羹はさらっとしていてとても美味しく、単品では販売していないようなので、栗氷を食べた人だけの特権でしょうか。

どこをすくって食べても美味しくて、自然に笑みが・・・(一人でニヤニヤしながら食べる)

氷の下にはあの「栗餡」が!

さて、しばらく食べ進めると、氷の下に、なんととらや謹製の「栗餡」が!

「栗氷」の断面図(食べかけですみません)。底に見えるのが絶品の栗餡です。
「栗氷」の断面図(食べかけですみません)。底に見えるのが絶品の栗餡です。

この栗餡、もしかして前回の記事にも登場した絶品「栗粉餅(くりこもち)」の外側の栗餡ではないでしょうか?

ねっとりクリーミーな餡は氷と一緒に食べたり、白玉団子と合わせたり、「栗氷」は1つでさまざまなおいしさが楽しめ、最後まで飽きずに食べられます。

とらやのホームページには栗餡についてこう説明がありました。

一番下に隠れているのは、風味豊かな「栗餡」。国産の新栗に、まろやかで上品な味わいと、さらりとした後味が特徴の当社独自品種である白小豆「福とら白」でおつくりした白餡をあわせています。

甘さは控えめで、栗の香りや味が思う存分楽しめて、本当に美味しいです。

練乳(別途110円)をトッピングするのもおすすめとのことです。

栗餡の味を存分に味わいたかったので今回は練乳は付けませんでしたが、練乳を加えるともう少し甘くまろやかになるのでしょう。そちらも試してみたいです。

温かいほうじ茶とともに

丁寧なサービスも心地よく、ゆったりとした時が流れる虎屋菓寮。

席についてすぐは冷たいお茶が運ばれ、かき氷を食べていると温かいほうじ茶を出してくれます。

栗餡のおかげなのか、かき氷を食べている割には思ったほど冷え冷えにはなりませんでしたが、温かいほうじ茶は嬉しいサービスですね。ほっとします。

「栗氷」は10月18日までの期間限定!

こちらの「栗氷」の販売は、9月15日から10月18日(十三夜)までだそうです。

下記の「虎屋菓寮」のみ、数量限定とのこと。

【販売店】虎屋菓寮(赤坂店、東京ミッドタウン店、帝国ホテル店、TORAYA TOKYO、新宿伊勢丹、横浜そごう、京都一条店、京都四條南座店)

お値段1,430円(税込み)ですが、栗もかき氷も好きな方には特におすすめしたい逸品です。

暑さが残る日のリフレッシュに、歩き疲れたご褒美に、いかがでしょうか。

詳細はとらやホームページ(外部リンク)もご覧ください。

日本茶インストラクター

【お茶の世界の扉を開く日本茶ナビゲーター】 日本茶専門店で7年勤務、茶道歴25年の経験を活かし、大手百貨店や外国の大学等でのワークショップで国内外2,000名以上の方に日本茶の魅力を伝える。 美味しい日本茶とそれにまつわる伝統工芸品を後世にも繋いでいきたい、日本茶への愛と想いで日本茶情報を発信中。 日本茶の商品開発、カフェ・飲食店での日本茶コーディネートや淹れ方指導も行う。 NPO法人日本茶インストラクター協会認定日本茶インストラクター(2004年取得)。 日本語教師(外国人対象)。

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