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【汚部屋住人→シンプリスト】1年計画でクローゼットを生まれ変わらせる!成功へと導く3ステップ

シンプリストうた暮らし研究家

1年がかりで汚部屋を脱出した整理収納アドバイザーのシンプリストが、「1年計画でクローゼットを生まれ変わらせる3つのステップ」について解説していきます。

ステップ1.前半は「毎日見直し」でとにかく減らす

まずは減らすことからです。本気で減らしたければ毎日取り組みましょう。毎日取り組むといっても、多くの時間を割かなければいけないということではありません。仕事の日でも1日3分間だけでいいので、クローゼットと向き合う時間をとってみてください。洗濯物を所定の位置に戻すときに、「本当にその服は必要なのか」と真剣に考えてみるだけでもよいのです。
ふだん無意識にとっている行動でも意識してみれば何か気づくこともあります。とにかく、前半は「減らす」以外の行動をとらなくてOK。むしろそれ以外は何もしない方がよいでしょう。

ステップ2.後半は収納用品や収納方法をそろえてみる

半年間毎日洋服の見直しを行えば、「もうこれ以上は減らせない」というレベルまで達し、適量も分かってくる頃です。適量が定まってから、はじめて収納の見直しを行います。すっきりさせるための一番のポイントは、「統一感」です。

・ハンガーがそろっているか
・衣装ケースは同じ種類のものか
・棚上のボックスは同じ種類のものか

など、とにかく「同じものにそろえること」を意識してみましょう。
また、収納用品だけでなく収納方法も今まで通りでよいのか見直してみてください。

・ハンガー収納メインにしてみよう
・衣装ケースを1段減らしてみよう
・衣装ケースをやめて「吊り下げ収納」にしてみよう

などと、クローゼットのための収納でなく「使う人に合わせた使い勝手のよい収納方法」を考えていく必要があります。

ステップ3.「魅せる収納」にこだわってみる

洋服を減らし、収納の見直しまでできたら終わりではありません。最後は「魅せる収納」にこだわってみましょう。「見せる」ではなくあえて「魅せる」と表現したのは、ただ並べるよりも心おどる「美しい空間」を意識していただきたいからです。たとえ同じ物量でも、ディスプレイの仕方によってクローゼットの印象も変わります。具体的には、

・ハンガーは、3cmほどの等間隔をとり、「余白」を意識する
・フェイクグリーンやディフューザーを置いてみる
・サイドの壁に「推しのコーナー」をつくってみる
・センサーライトを設置してみる

などが挙げられます。これはほんの一例ですが、自分にとって気分が上がる空間となれば合格です。

「減らす→そろえる→魅せる」の手順でクローゼットが生まれ変わる

クローゼットの見直しには多くのエネルギーを使います。だからこそまとめて短期で終わらせるのではなく、1年かけて負担なく行った方が継続しやすいでしょう。「整え習慣」ができれば、クローゼットのすっきりをキープも難しくはありません。

暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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