【名古屋市緑区】日本アルプスも望める。憩いの緑地や公園がたくさん。緑区が誇る「自然スポット」3選
あまり自然のイメージがない名古屋ですが、実は美しい自然が随所に根付いているのはご存知でしょうか。
軽ハイキングスポットを楽しめる里山や緑地をはじめとして、市民の憩いの場になっている公園、こんなところに!?という穴場スポットまで盛りだくさんです。
今回はそんな名古屋の自然スポットについて、各区ごとに取り上げます。緑区編では、日本アルプスも望める公園や、美しい自然が根付く緑地をご紹介。
滝の水緑地
緑区の一角にある「滝ノ水緑地」。名古屋東部丘陵の一部にして、貴重な里山の原風景が守られている場所です。湧水を水源とする滝ノ水北池が中心となっています。近年、宅地化が進んでいるものの、この緑地内だけは変わらず、手付かずの自然のままです。
そんな「滝ノ水緑地」ですが、一周遊歩道がめぐっていて、地元民のお散歩コースとして密かに人気があります。およそ1周約20分。適度にアップダウンがある気持ちの良い内容です。
一番の見所は「滝ノ水北池」です。季節は12月のはじめ。紅葉の木々が鮮やかに水面へ映り込み、青空との見事な対比を作り上げていました。こんな絵画のような絶景は、名古屋の街中では中々見られないと思います。
<滝ノ水緑地>
住所:愛知県名古屋市緑区滝ノ水2丁目
アクセス:地下鉄桜通線・神沢駅から徒歩約18分
紅葉の見頃:11月末〜12月中旬
滝の水公園
新興住宅地の中にある高台に位置し、360度の眺望が開けていて、夜景スポットとしても知られている「滝の水公園」。開放感たっぷりの芝生の空間が広がっており、お子さんを遊ばせたり、犬を散歩させたり、たくさんの方で賑わいます。
高台にある公園には木々がなく、天気が良ければ素晴らしいパノラマが広がります。この日は、名古屋駅周辺のビル群までくっきりと視認できました。また地形なのか意図的なのかは分からないですが、カルスト台地のような公園の地形も面白いです。
周囲に目立った山のない名古屋では、岐阜や長野の標高2,000m〜3,000mの山を遠望できるのも魅力。御嶽山をはじめとして乗鞍岳や南アルプスも顔を覗かせます。名古屋市内から日本屈指の名峰が見られるなんてすごいですね!
<滝の水公園>
住所:愛知県名古屋市緑区篠の風3丁目200
時間:24時間
電話番号:052-625-4940(緑土木事務所)
アクセス:地下鉄桜通線・神沢駅から車で約4分
螺貝公園
相生山駅から徒歩5分の場所に位置する、螺貝池を一周するように整備された公園です。桜並木が植わっており、夏から秋にかけては緑の回廊に。一周コースは1周10分と手頃で、多くの方が散歩を楽しまれています。
個人的に惹かれたのが、螺貝池の水鏡。雲がダイナミックに映り込み、美しい風景を見せてくれます。春には桜、秋には桜紅葉と、季節によって見せてくれる表情が変わるのもポイント!特に、桜とユキヤナギに包まれる春の風景は格別です。
また釣りスポットとしても開放されており、無料で利用できる貴重なスポット。週末に親子で魚釣りに出掛けてみてはいかがでしょうか。
<螺貝公園>
住所:愛知県名古屋市緑区相川3
アクセス:地下鉄桜通線・相生山駅から徒歩約5分