春友さんたちが描いた三浦春馬さんの鉛筆画、マンガイラストを公開します
茨城在住のゆきひょうさんの鉛筆画
月刊『創』(つくる)編集部には毎月、三浦春馬さんを思う「春友」さんたちの作品が送られてくるのだが、ここでそのうちの一部を紹介しよう。
春馬さんの鉛筆画と言えばdekoさんこと銀屋純子さんがおなじみだが、今回はその銀屋さんの前に、まず茨城在住のゆきひょうさんの作品を紹介しよう。2022年6月から自分で練習しながら描いてSNSにアップしていったそうだが、それらの作品を飾った部屋の写真は圧巻だ。
どういうきっかけで鉛筆画を描き始めたのか、ゆきひょうさんに伺った。
《私が鉛筆画を描くキッカケになったのは昨年6月に趣味のない私に夫が「春馬くんの絵でも描いたらどう」と言ったことです。
「え?そんなの無理だよ」と言うと「鉛筆画なら検索すれば初心者の描き方とか出てくる」と言われ、何とか描けるかなと思って始めてみました。
夫にネットで必要な画材を頼んでもらい始めましたが、せっかちな私は思い立つとすぐに描きたく自己流で勝手に始めてしまいました。
それからは1週間から10日程のペースで描き上げ、終わるとすぐにスマホで撮ってはツイッターに上げ、次に描く春馬くんの写真をネットで選び夫に印刷してもらい、すぐに描くのを繰り返してるうちに、いつの間にか結構な数になっていました。鉛筆画を居間の春馬くんコーナーや壁に飾るうちに増えていき、気がつけば30枚ほどになっていました。
大好きな春馬くんの写真を見ながら描いている時は心穏やかにしていられます。私にとっては本当に素敵な時間を過ごせているし、春馬くんと出逢えて本当に良かったと心から思える瞬間でもあります。》
自己流でこれだけ描けるというのは驚きだ。
銀屋さんの鉛筆画と「届け隊」の近況
銀屋さんの最近の作品も紹介しよう。銀屋さんの鉛筆画のすごさは既に知られている通りだ。
また彼女が続けている「『日本製』届け隊」。図書館に『日本製』を寄贈する活動だ。全国の都道府県への寄贈を達成したことは以前本誌で報告していただいたが、何と最近はハワイの図書館にも寄贈したという。ご本人の報告は以下だ。
《『日本製』ハワイへ
先月ハワイに行かれたTさんが、図書館に『日本製』を寄贈してきてくださいました。
Tさんは寄贈する方法等の情報を調べ、ハワイ在住の方にアドバイスをもらい、2人で考えた推薦文を英訳してもらい、現地では限られた時間の中で届けられる図書館を探すなど大変な努力をしてくださいました!
最終的には、このことを知ったツアー会社の現地スタッフが「私でよければ代理でお預かりして必ず届けます」と、親切に本と推薦文を預かってくださったそうです。
本当にたくさんの春友さんの努力で『日本製』が日本中、世界中に広がっていますね。
これからも、コツコツ少しずつですが、続けていきたいと思います??》
さらに小川秀子さんのマンガイラスト
さらに愛知県在住の小川秀子さんのマンガイラストも紹介しよう。作品をとてもたくさん送ってきたのだが、ここに掲載するのはごく一部だ。またご本人の作品に込めた思いも紹介する。
《伊吹おろしの吹きすさぶ冬、私はその朝、家で握ってきた梅干のおにぎりを頬張りながら歩いていました。春馬さんの映画を鑑賞した帰りです。映画は基本的にいつも一人で最前列で没頭して観ます。そして歩行者の少ない帰路でおにぎりを食べながら映画のシーンを思い浮かべる駅までの40分は至福の時間でした。
2020年後半から突然突き落とされた混乱と悲しみの中で、私はSNSに気持ちを共有できる人々を探し、春馬さんとファンのためにできることはないかと考えるようになりました。“一人映画”ではもう満足しなくなったのです。
「三浦春馬」のすばらしさを伝え、遺すため、自分ができることは何か?と真剣に考えました。そして私の大好きなマンガイラストを通して発信しようと思ったのです。春馬さんが出演されているCD、DVD、関連書籍、雑誌、映画のパンフレット等必死で集めました。SNSも目を皿のようにしてエピソードを探しました。そうやってFacebookを通して5枚10枚とアップし、『創』さんにも投稿し、春友さんたちとの交流も始まりました。
「英訳をしたいので精度の高いデータを送って!」「井伊直親さんの墓参りに一緒に行きませんか」「再々上映の天外者を共に観ましょう」と国内外の方からお誘いを受けるようになりました。気がつけば春馬さんのマンガイラストは64枚になっています。貴重な友人たちをたくさん得たことはこの上ない喜びで、これもすべて春馬さんのお陰。心からありがとう!と申し上げたい気持ちです。》