今シーズン2組目の「20本塁打デュオ」が誕生。ハーパーは20本塁打にリーチをかける
6月24日、ホゼ・ラミレス(クリーブランド・ガーディアンズ)は、シーズン20本目のホームランを打った。ガーディアンズでは、前日にジョシュ・ネイラーが20本塁打に到達している。20本塁打デュオは、今シーズン2組目。ボルティモア・オリオールズの2人、ガナー・ヘンダーソンとアンソニー・サンタンダーが1組目だ。
また、ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)は、6月24日のホームランで、20本塁打にリーチをかけた。この試合のホームランは1本ながら、その前に二塁打を2本打った。6月19日以降は、5試合でホームランと二塁打を4本ずつ記録している。
守っても、6月24日は、一塁手としてトリプル・プレーに参加した。一、三塁から投手が緩めのライナーを捕り、投手→一塁手→三塁手と転送した。SABRのデータ・ベースによると、1-3-5のトリプル・プレーは、95年ぶりだという。
シーズン12本塁打以上の選手は、以下のとおり。ア・リーグが27人、ナ・リーグは23人だ。
ナ・リーグの本塁打トップ3に並ぶ、23本の大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)、21本のマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)、19本のハーパーは、OPSのトップ3でもある。それぞれの数値は、大谷が1.021、オズーナが.985、ハーパーは.978だ。彼らの他に、ナ・リーグでOPS.900以上の選手――チームの試合数×3.1打席以上――は、.901のフレディ・フリーマン(ドジャース)しかいない。フリーマンは、11本塁打だ。
一方、ア・リーグの本塁打トップ3とOPSトップ3は、2位と3位の選手が異なる。ホームランは、28本のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が1位、24本のヘンダーソンが2位、20本のサンタンダーとネイラーとラミレスが3位タイ。OPSは、1位が1.109のジャッジ、2位が.994のホアン・ソト(ヤンキース)、3位は.979のカイル・タッカー(ヒューストン・アストロズ)だ。
ヘンダーソンのOPSは.973(4位)だが、サンタンダー、ネイラー、ラミレスのOPSは.870に届いていない。