さいたま市内に温泉好きから「これは名湯だ…」と言われるくらいの温泉があることをご存じでしょうか。「さいたま清河寺温泉」は、こだわりの温泉マニアから気軽なファミリーまでもが楽しめる、県内屈指の温泉（スーパー銭湯）です。

こちらの特徴といえば、当然ながらその泉質と温度。南関東といえば塩分鉄分強めの「ナトリウム-塩化物泉」がお馴染みですが、この「さいたま清河寺温泉」の場合はその成分が濃く、また源泉が38度弱と絶妙な温度で、贅沢な源泉掛け流しの湯は長時間つかっていられます。

若干白濁、発泡し、独特のぬるりとした感触のあるお湯に入ると、肌がすっべすべ状態へ。正直、ここまでの濃さを感じる温泉が市内にあるなんてラッキー以外のなにものでもありません。これ、本来ならガチの温泉地で体感するような泉質だと思うんですよね…（言い過ぎですかね？）。

ちなみにこちら、掘り当てられてしばらくは「いずみの湯」と名前はあったものの、駐車場の片隅に掘っ立て小屋があり、中に簡易的な湯涌がポツンとあってそこに温泉がドバドバ流れ込んでいる…みたいな簡易施設でした。確か屋根もなかったはず。受付も隣接する遊技場で行われていました。この頃を知っている人は、清河寺温泉との付き合いが長いですね。

さらにこちら、料理がおいしいことでも有名です。特に「料理長のこだわり」が書かれている日本そば、カレーは専門店並の完成度。個人的にはボリュームも満点な「カツカレー」がオススメです。

「さいたま市にこんなお湯があったのか！」と驚くこと間違い無しの清河寺温泉。ぜひ日頃の疲れを癒やしに訪れてみて下さい！