【さいたま市】知ってた?大宮駅の東西割合は毎年変わっている…!その理由と確認方法はこちらから
「東西比率は毎年変わっているし、それを示すマークも毎年張り替えられている」
大宮駅に関する豆知識を問われたなら、必ず挙がって来るであろうネタのひとつがこちら、大宮駅の東西境界線に関するものでしょう。
ご存知の通り日本有数の利用者数を誇るJR大宮駅は、関東から北へ向かう際の要所として、JR在来線、新幹線、東武線など、20以上のホームが存在するような巨大駅です。
その駅を突っ切るように存在しているのが、大宮駅の東西連絡通路。西口から東口まで、約500mほどをつなぐ通路は、駅をいつ訪れても大量の人々が歩いています。
さて、そんな大宮駅の「西口」と「東口」ですが、そのちょうど中間地点がきちんと示されているのはご存知でしょうか。それがこちらのマーク。
鉄道路線の始点を示すゼロキロポスト的なものでしょうか。
そして、現在の東西境界線を示すのがこちら。
そうなんです。ゼロ地点とは別に、東西の境界線は設定されているのです。
実はこれ、毎年行われる「東西対抗の綱引き大会」の結果によって、境界線の場所が変わっています。具体的には勝った方がゼロ地点より3mぶん多く陣地を得ることができます。今年は西口が勝利したので、境界線が3mぶん東側に浸食し、結果的に西口が6m広くなっています。
じつは先ほどのゼロ地点も、この東西境界線も、床に貼り付けてあります。が、大宮駅の東西連絡通路は早足で歩く人が多いので、意外にこちら、気が付かれないんですよね。
おおよその場所は、東西連絡通路のNEWDAYSがあるあたり。通路の南改札/ルミネ入口よりの床に存在します。ぜひ話のネタに、今年の境界線やゼロ地点を確かめてみてください。
大宮駅東西境界線
大宮駅東西連絡通路内