【元汚部屋住人→シンプリスト】物を増やさないために気を付けるべきたったひとつのこと
すっきりライフを送るためには、「物を増やさないこと」が鉄則となりますが、神経質になりすぎると、かえって暮らしにくくなってしまいます。気を付けてほしいことは1つだけです。
新規で物を買うときには気を付けて!
物が多い人は、じつは日常の買い物で「新規での買い物率」が高いのです。「新規の物」というのは、買い替え以外で新しく入ってくる物を指します。
買い替えの場合は1から1と物量は変わりませんが、新規の場合は0から1になりますよね。たった1つだけと思いがちですが、増やせば増やすほど感覚も鈍くなるので、「気づいたときには手遅れ状態」になることも。
収納家具を購入して中身の物がいつの間にかパンパンになるように、1つだけ増やしたつもりが連鎖して100にも200にもなる場合もあるので注意が必要です。
「必要な物」が変わりやすい新生活のタイミングが一番物が増えやすい
とくに気を付けてほしいのが「新生活」のタイミングです。子どもはもちろんのこと、大人でも引っ越しをしたときや、新しい仕事を始めたときなどのタイミングで物が増えやすいです。
必要な物であれば仕方がありませんが、ひとつ増えたら連鎖反応であれもこれもと物欲が増え、必要のない物まで買ってしまう傾向があります。
増えそうなときには代わりに何かを手放そう!
とはいえ、新規の物を一切増やしてはいけないということではありません。新しく必要な物ができるということは、もう使わない古い物も同時に出てきますよね。そういった使わなくなった物を放置せずに、新規で物が入ってきたタイミングと同時に手放すことが重要となります。
「全体量で調整する」という考えは、趣味の道具やこだわりの強い物に関しても応用が効きます。
よく「夫の趣味の物が増えて困る」というお悩みを聞きますが、どうにかして趣味の物を捨ててもらおうと試行錯誤するよりも、こだわりのないカテゴリから減らしていったり、じぶんの持ち物から減らしていく方が手っ取り早いのです。
買い替えが基本!新規の場合は全体量で調整すれば物は増えない
シンプルな暮らしを目指したいからといって、買い物に慎重になりすぎる必要はありません。
ふだんの買い物は買い替えを基本とし、新たに物が増えるときだけ注意をしてください。その場合にも、全体量で物量を調整すればリバウンドをすることはまずありません。