親だって休みたい!トラブルを防ぐために保育士が教える保育園見学で絶対に聞くべきこと
こんにちは!保育士のはるです(@hr_hoiku)
来年度4月入園の保育園申請締め切りが10月、11月の自治体も多いのではないでしょうか。保育園見学もいよいよ大詰めの時期になってきました。
保育園に実際に入園してから起きやすいトラブルが、仕事休みの時に保育園に預けていいのかということと、土曜保育(延長保育)の利用についてです。
保育園で働いていて、園のトラブルのほとんどがこの2点だなぁという印象が強いので、保育園見学で絶対に聞きたい2つのことを紹介します!
仕事が休みの日は預けていいの?
保育園はサービス業……ではなく、児童福祉施設です。
保育園の利用については「親(保護者)からの申し込みにより、親が働いている、病気の状態にある等の理由により家庭において十分に子どもを保育できない場合に、家庭に替わって子ども(0~5歳の乳児および幼児)を保育(養護と教育が一体となった保育)するため、児童福祉法に位置付けられた「児童福祉施設」です。」と定められています。
そのため、就労でお子さんを預けている場合、仕事が休みの日は家庭で保育ができるとみなし、保育園には預けられませんというスタンスをとっている保育園もあります。
ですが、厚生労働省の保育所保育指針では、保育園の役割に子育て支援も含むと定められているので、リフレッシュ休暇をとってはいけないというルールは実際にはありません。
仕事休みの日の対応は必ず聞く!
園によっては就労証明やシフト表を提出する必要があるところも。
リフレッシュ休暇は良いですよと定めていても、時間が決められていたりすることがあるので、「仕事休みの日の利用はどうなっていますか?」と聞いておくと良いですね。
土曜日と延長保育は利用者がいる?
土曜保育は普段リフレッシュ休暇をOKとしている保育園でも、就労といった事由以外は認めませんという対応をとる園が多いです。
土曜保育は普段の保育とは違い、全学年が合同保育であったり、保育者の出勤体制も変わってくるからです。また、土曜日に行事がある場合、その行事の対象ではない学年の子どもでも、土曜保育は利用できませんと言われる場合が。
家族が土曜日勤務でワンオペになるし、子どもは土曜日も保育園に行ってもらいたい!という気持ちもわかりますが、園によっては一切NGになる可能性もあります。
また、利用者が少ないと「この日土曜保育(延長保育)利用されますか?」と聞かれる場合が。リフレッシュではなく仕事で利用する可能性がある場合は合わせて確認することが大切です。
土曜保育と延長保育を利用を聞く!
土曜保育や延長保育を利用する可能性が少しでもあるのであれば、「土曜保育(延長保育)の利用者はどのくらいですか?」「延長保育の補食(夕食)は何時まで対応してくれますか?」「土曜行事の日の預かりはありますか?」この3点は必ず聞いておきましょう!
保育園に入ってから「こんなはずじゃなかった!」と後悔する前に、保育園の対応は必ず聞いておきたいところ。
保活について気になる事がある際はインスタグラム(@hr_hoiku)のDMにてお気軽に声をかけてくださいね!