保育園で熱が出た!家に帰ると平熱になるけど保育園は帰ってほしいだけなの!?園の実態はコレ!
こんにちは保育士のはるです!(@hr_hoiku)
仕事をしていたら保育園からの電話……嫌な予感がしてお迎えに行くけど、なんだか子どもは元気いっぱい。家に帰ったら案の定平熱だけど、行ってほしいと言われたから長蛇の列の小児科に連れて行って、小児科医の先生に「なんで来たんですか?」って言われた!しかも熱があったから明日も保育園に預けられない!
保育園で本当に熱はあったの!?
という経験、ありませんか?
小児科に連れていく~のくだりは園によるかとおもいますが、保育園で熱があったけど、家に帰ったら平熱だった。は、割とよく聞く話で、私自身も同じように子どもを迎えに行ったけど元気じゃーんなんて思ったこと、多々あります。
よっしゃ仕事明日も休める~なんて思えるような環境だったら幸せですが、実際は明日も仕事が溜まっているのに……という現実。
保育園で熱があったけど、家で平熱。本当に園で熱があったの?という実態を保育士目線からお答えします。
保育園で熱は本当にあった
保育園で熱を偽装したのではないか……と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に熱はありました。
保育士も別にいつでも暇なわけではないので、子どもの様子が「おかしいな」と感じた時と、定時の検温(主にお昼寝明け)しか熱を測ることは滅多にありません。
ただ、体温計で熱を測ったら39度だった!の後の動きは保育園によっても様々です。
予測のまますぐに報告する
子どもの様子がおかしいな、と思って熱を測ったら39度。
「園長!Aちゃんが39度の発熱です!」「わかりました電話します!」
と39度が出た時点でお迎えをお願いする保育園。
今はそこまでないと思いますが、前の園も実際にこれでした。
実測で測ってから報告する
一般的に使われている体温計はあくまで体温の予測。そのため、「Bくんが39度なので実測しますね」と実測で体温を測ってから連絡をする園もあります。
ちなみに実測体温計は脇で10分間そのままにしなければならないので、子どもにとっても保育士にとっても長すぎる10分間を過ごします……。
予測で39度あっても実測では37度だったり、むしろ36度台で熱が全然なかった。なんていうこともありました。
発熱のあと30分ほど様子を見る
「園長!Cちゃんが39度のお熱です!」のあとに、じゃあ「お茶を飲んで様子を見ましょう」「洋服が暑いのかも、トレーナー脱がしてもらえる?」「横になってしばらく待ってみようか」と30分ほど様子を見ている園もあります。
活動で走り回った後だったり、眠かったり、排便が詰まっているなんていう時でも子どもは体温が高くなりがち。
鼻水や咳がものすごくて、顔もしんどくて辛そうというときはすぐに電話をかけることもありますが、子どもの様子を見てから判断する園も多いかと思います。
熱があったのは事実
園によって対応は違うものの、熱があったということは事実。保育園の体温計が壊れているんじゃない?子どもが大変だからお迎えをお願いしているんじゃない?と疑いたくなる気持ちはわかりますが、熱は実際にあったということだけは信じてほしいなと思います。
本当に発熱?を防ぐために
この時期に多いのが服の着すぎで熱がこもってしまうという現象。
朝晩の冷え込みで子どもに寒い思いをさせたくなくてついつい着こんでしまいがちですが、長そで肌着にトレーナーを着ていて熱がこもってしまった!なんていうことも実際にありました。
日中も日向は暑く、上着がいらないなんていう日が地域にもよりますが冬でもあります。子どもは風の子ともいうように、厚着するとかえって暑すぎてしまうことも。熱がこもっただけなのにお迎え……なんてことにならないように、日中の温度を考えた服装を心がけると良いかと思います。