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駆除剤は不要!ゴキブリを8年間見ていない家でやらないこと5選

シンプリストうた暮らし研究家

あたたかくなると気になり始めるのが、あの黒い存在。(以下「G」とお呼びします。)

わが家では8年間ほど室内にGが出ておらず、おだやかな生活を送っています。はじめは運が良かっただけだと思っていましたが、Gが出やすいとされる「田舎のアパート1階」に引っ越してから2年以上経過した現在も、遭遇したことはありません。

そんなわが家で心がけている「やらない対策5つ」をご紹介していきます。

1.誘引駆除剤を置かない

Gがよく出る家ほど置いているのが、「誘引駆除剤」です。これは、Gが好む臭いや食べ物でおびき寄せるアイテムに過ぎません。定期的に確認する作業も気持ちが萎えますよね。

室内に出る前提の対策ではなく、もっと根本的な対策に力を入れるべきだと考えてからは置くのをやめました。

2.ダンボールを家の中に置きっぱなしにしない

ダンボールはGが卵を産み付けやすく、とくに古いダンボールは注意が必要です。

基本はダンボールは家の中に放置しないこと。すぐに捨てられる環境であればすぐに捨て、捨てられない場合にはベランダに仮置きしておき、ゴミの日にすぐに捨てられるようまとめておきましょう。引っ越し時に使ったダンボールをそのまま収納として使うのもNGです。

3.物をギュウギュウに詰め込まない

収納で物をギュウギュウに詰め込まないだけでも立派なG対策になります。なぜなら、Gは暗くて汚くてジメジメした場所を好むからです。

わが家では、衣装ケースは置かずに、床全体が見えるようにしています。物をギュウギュウに詰め込まなければ、風通しも良く掃除もしやすいですよね。扉をオープンにしても抵抗がないので、こまめに換気することもできます。

4.すき間を放置しない

賃貸に引っ越してから、気になる少しのすき間が数箇所ありました。Gに限らず、虫が侵入してくる経路となる可能性があるので、徹底してふさぎましょう。

配管と床のすき間はマスキングテープや粘土状のパテなどで埋めて。トイレ洗面の排水口は、セリアで購入した「パンチングゴミ受け」を取り付けました。

5.掃除が手間になるものを買わない

とにかく清潔さ第一です。いくら便利なアイテムでも掃除が手間になるものは選ばない方がよいでしょう。とはいえ、必要性のあるものまで置くことをあきらめることはありません。

たとえば、ソファーやベッドであれば、下にお掃除ロボットが入る高さのものを選ぶこともひとつの方法です。また、すのこが巻けるタイプにして、ベッドを動かさなくてもこまめに掃除がでます。

ふだんの物選びで「キレイをキープできるかどうか」を軸にして考えると、結果的にG対策にもつながるでしょう。

Gが好む環境と逆のことをするだけ!

暗くて汚くて高温多湿な環境を好むのであれば、逆のおうち環境をつくるしかありません。

対策といっても、駆除アイテムに頼ることもなくお金もかかりません。しくみさえつくってしまえば習慣にしやすいので、ムリなく続けることができます。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※記事内容は個人の感想や見解を含みます。

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暮らし研究家

「明日の自分をちょっとラクにしてくれる」を元に暮らしの情報を発信中です。得意分野は、片づけ、整理収納、インテリア、ライフスタイル、防災、アイテム紹介など。夫と小学生2人の4人暮らしで2LDK賃貸住まい。引っ越し経験10回の転勤族の妻でもあり、10年間の都会暮らしを経て現在は田舎暮らしをしています。

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