ブサイク芸人?結婚~容姿に自信がなくても結婚するために、あなたが今から鍛えられるたった4つの条件とは
お笑いコンビ、バナナマンの日村勇紀さん(45)がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、フリーアナウンサー、神田愛花さん(37)と結婚したことを発表されました。
相方の設楽さん曰く「ブサイク芸人」の日村さん。
日村さんがブサイク芸人かどうかという議論は置いておいて、今日は独身者が「結婚相手に求める条件」についてご紹介します。
また、結婚の可能性が高まるために、婚活中の方や婚活を考える方が今から鍛えられる4条件をお伝えしますね。
結婚相手に求める条件で「容姿」は重要?
2015年社会保障・人口問題基本調査 <結婚と出産に関する全国調査>第15回出生動向基本調査には、結婚相手に求める条件を調査した結果が掲載されています。
それによると、結婚相手に求める条件で最も考慮・重視するのは「人柄」。次いで「家事・育児の能力」のようです。
2015年社会保障・人口問題基本調査 <結婚と出産に関する全国調査>第15回出生動向基本調査にある表を分割して掲載しています。
この表をパッと見ると、男女とも「容姿」を考慮・重視する傾向にある、ということがわかります。
2015年だと、男性84.3%、女性77.7%が「容姿」を考慮・重視すると回答しています。
人柄を考慮・重視する割合、男性95.1%、女性98.0%と比べて、さほど変わりはありません。
ただ、「重視」(濃い色の部分)だけに着目すると、「容姿」と「人柄」では大きな差が生じます。
容姿を重視する人の割合は男性24.1%、女性15.9%。
人柄を重視する人の割合は男性76.6%、女性88.3%。
言い換えると、「人柄」は結婚相手の条件として“譲れない”けれど、「容姿」は“考慮の余地がある”という方が多いといえるのでないでしょうか。
実際の婚活現場では? 「容姿」は重要ではないの?
実際、婚活して成婚した方の中にも、「人柄」が決めてとなってお相手との結婚を決めた方はいらっしゃいます。
ある50代男性の成婚アンケートで書かれた内容をご紹介しましょう。
「活動しているうちに、表面上の美しさや家柄、資産とか目に入らなくなりやはり、人柄中心に変化。このポイントは年齢をも越えます。人柄が悪ければ続きません」(50代、男性)
彼がお見合いした中には20代女性も、「(ある)高級ホテルでしか食事しません」という資産家女性もいました。綺麗な女性も多かったです。
奥さま(40代)と出会ったのは、婚活も1年半を過ぎたころでした。
「何十人という女性と会い、自分が伴侶に求めているのは容姿でなく、優しい、波長の合う女性だとわかってきたんです。初めて会った日、彼女は空腹だったのか、お腹が鳴ったように聞こえたんです(笑) ランチに誘いましたよ」
自然体の彼女と20回数会って、成婚。彼女も綺麗な方ですが、それよりも人柄に惹かれたとのことでした。
お見合いでは、プロフィールの写真が重要です。こう書くと、「ほら、容姿じゃないか」という声も聞こえてきそうですね。
確かに綺麗な女性やイケメンは得だと思います。
でも、それ以上に、写真の雰囲気が大事です。無表情の美人やイケメンより、笑顔の方や癒し系の方にお申し込みが多い場合もあります。
申し込んでくださる方は、写真での表情を通して、「いい人そうだな」「優しそうだな」という「人柄」を推測していただく方が多いように思います。
実際にお会いしてからは、前出の50代男性が書かれたとおりで、「人柄が悪ければ続きません」。
プロフィール写真はきっかけでしかなく、実際の性格や相性が何より大切だと、仲人経験から実感しています。
ブサイク芸人(?)でも、日村さんには「人柄」と「経済力」がある
日村さんの結婚を知った多くの芸人仲間から、祝福のメッセージが寄せられたようですね。
ほかに、ダウンタウン・松本人志さんもツイッターにお祝いの声を投稿。
性別も年齢も様々な、たくさんの方から祝福を受けるのは、日村さんの人柄がいいからだと思われます。
加えて、テレビやラジオなどでたくさんのレギュラー番組を持つ日村さんは、女性(98.0%)が考慮・重視する「経済力」もあるのではないでしょうか。
「容姿」に自信がなくても、他の「結婚相手に求める条件」を持ち合わせていれば、結婚の可能性は大いにあるのだと思います。
“これ”を鍛えれば「容姿」に自信がなくても結婚が近づく?!
結婚するのに必要な条件は、「容姿」が一番じゃなく、「容姿」に自信がなくても他の条件を鍛えれば結婚の可能性があることが、前出の社会保障・人口問題基本調査と日村さんの結婚から、ご理解いただけたと思います(日村さん、失礼を申し上げてすみません)。
「自分の容姿はいまひとつかも」と考えている方も、自信を失うことはないのです。
では、どの条件を鍛えればいいのでしょう?
社会保障・人口問題基本調査(前出)で「結婚相手の条件」としてリストアップされていたのは、「人柄」「経済力」「職業」「容姿」「学歴」「家事・育児の能力」「仕事への理解」「共通の趣味」。
この中で、「人柄」「家事・育児の能力」「仕事への理解」「共通の趣味」は、今からでも意識的に変える(鍛える)ことができ、男女とも高い割合で考慮・重視しています。
「人柄」
品格を持ち、気立てが良く優しい人になるよう意識する
「家事・育児の能力」
料理、洗濯、掃除などの家事をして上達する、子どもをまずは好きになる
「仕事への理解」
自分の仕事以外の職業を認め、リスペクトする
「共通の趣味」
自分の趣味以外の趣味を認め、すすめられたら前向きにやってみる
人によって得手不得手はあるでしょうが、「絶対に無理」というレベルのことではなく、意識したらできそうですよね。
この4条件を鍛えることで、容姿に自信がなくても結婚の可能性が高まるのなら、婚活中の方や婚活を考える方は、やってみる価値はあるのではないでしょうか。
末筆になりましたが、日村さん、神田アナ、末永くお幸せに!