この「バーガーキング対決」はどっちが勝った!? 結果はフライではなく…
6月8日、ヤンキー・スタジアムで行われたダブルヘッダーの1試合目だ。7回表に、ジェイク・バーガー(シカゴ・ホワイトソックス)が打席に入った時、マウンドには、この回から登板したマイケル・キング(ニューヨーク・ヤンキース)がいた。
彼らは、これまでに対戦したことがなかった。けれども、バーガーとキングによる「バーガーキング対決」は、初めてではない。昨シーズンに2度、バーガーとジョン・キング(テキサス・レンジャーズ)が対戦している。6月10日と12日に、1打席ずつだ。
バーガーは、2021年の夏にメジャーデビューした。ベースボール・リファレンスによると、ラストネームが「BURGER」のメジャーリーガーは、過去を含めても、他には誰もいない。
一方、「KING」のラストネームを持つメジャーリーガーは少なくないものの、バーガーのデビュー以降にメジャーリーグでプレーしているのは、ジョンとマイケルの2人だけだ。
今のところ、メジャーリーグにおける「バーガーキング対決」には、2通りの組み合わせしかなく、そのどちらも実現した、ということになる。
これまでの「バーガーキング対決」のうち、最初の2度は、バーガーが出塁している。それぞれ、内野安打と敬遠四球だ。直近の3度目は、内野ゴロに討ち取られた。残念ながら(?)いずれの場合も「フライを揚げるのではなく、フライを打ち上げた」とはなっていない。
なお、ラストネームが「MOS」のメジャーリーガーはいない。「FRESHNESS」と「DOMDOM」も皆無だ。