整理収納コンサルタントが伝授!“迷ったら思い出して“部屋を広く見せるコツ3選
「家がもっと広かったらいいのにな。」誰しも一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
物理的に家を広くするのはハードルが高いですが、実は、ちょっとの工夫で今ある空間を視覚的に広く見せることは可能です。
ということで今回は、限られた空間を少しでも広く見せるコツを、整理収納コンサルタントである筆者が3つ紹介していきます。
1:色味に注目!家に馴染むインテリア
家具選びのNG例としてよく挙げられるのが、圧迫感の出やすい「高さのある家具」ですが、実は色味さえこだわれば怖くはありません。ご自宅の壁の色味に近しいモノを選ぶことで、高さのある家具でも上手く溶け込ませることができます。
白などの明るい色は軽く、黒など暗い色は重たく圧迫感を感じやすいイメージがあるかもしれませんが、ポイントは何よりも壁の色!黒やグレーの壁紙に黒い家具であれば、壁にスーッと溶け込むため、思いの外圧迫感を感じることはありません。
逆に、黒い壁に白い家具を置けば、インパクトのあるインテリアになりますよ。
2:先があるように見せる!「奥行き感」の演出
最も手軽にできる「部屋を広く見せるテクニック」といえば、鏡の設置!狭い空間であっても、壁と鏡さえあればスグに実践できる技です。賃貸にお住まいの方で、壁への取り付けが難しい場合は、足元や棚の上に置くだけでも十分に効果があります。
筆者宅では大物家具の学習机の上に同じ鏡を複数個設置し、まるで最初からそこに窓があったかのような演出を施しています。鏡の設置は、まだ先があるような「奥行き感」を感じさせてくれるだけでなく、光の反射で家の中を明るくしてくれる効果もありますよ。
3:面が広い・・!それなら高さは抑えていく
先ほど高さのある家具でも壁の色と同系色であれば圧迫感を感じにくい、と説明しましたが、ソファーやベッドのように面の広い家具の場合は別です。
例えばベッドですが、高さのある二段ベッドやロフトベッドはどうしても圧迫感が出やすいアイテム。意識してベッドを壁と同系色で揃えた場合、多少の圧迫感を軽減することにはなりますが、棚やチェストのような大きな効果は得られないでしょう。
面の広いアイテムの場合はできるだけ低く!ベッドならばローベッド、ソファーならばハイバックではなく、ローソファーを選ぶことで、部屋の広さの印象が大きく変わってきますよ。
視覚効果を思いっきり利用する
引越しや模様替えの際に家具選びで迷った時は、今回紹介した、色、奥行き、高さの3つのポイントを思い出してみてください。後悔しないお買い物のヒントが詰まっていますよ。