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今から作ればこの冬大活躍!簡単なのに高見えするお洒落なファーのトートバッグ

neige+ 猪俣友紀手芸講師/ハンドメイドクリエイター

皆様こんにちは。neige+の猪俣です

すっかり秋めいてきたと思ったら、朝晩冷え込むようになってきましたね。今年は冬の到来がいつもより早く感じますが、皆様のお住まいはいかがでしょう?

前回紹介の「マロンコースター」は楽しんでいただけたでしょうか?季節を感じる布小物は使うシーズンと併せて作ると、モチベーションもぐんっと上がりますよ!!

ということで、今回はシンプルなトートバッグにファーを縫いつけただけなのに、とても高見えするお洒落なバッグが出来ちゃう、とっておきのレシピを紹介します。

布小物からバッグなんてレベルアップしすぎ!と思いがちですが、実はとっても簡単なのです

一見難しそうに見えるファーのバッグですが、準備が出来たら3時間ほどで出来ちゃうので初心者様にも是非チャレンジして頂けたら嬉しいなーと思います

ファーのバッグは使う季節が限定されてしまうので、今から作ればたっぷり楽しめますので、是非材料を準備したら早速作ってみてくださいね!

資材などの紹介はブログやYouTubeの概要欄にございますので、そちらも併せてチェックして下さいね!

作り方はYouTubeの撮影時に撮影されたサムネで構成されていますため、内容が十分ではない点をご了承くださいませ。是非動画も併せてご活用いただけたらと思います

YouTubeではミシンでの縫い方のポイントを字幕で丁寧に紹介しています

初心者様にも楽しんでいただける直線縫いで完成です!是非この機会にチャレンジしてみてくださいね!

サイズはとっても小ぶりです

立派なバッグにすると洋服選びから悩んでしまうけど、ちょっとコンビニへ。。。なんて時にも気軽に使えるアイテムとして、紹介させていただきました!

サイズをお好みで調整しながら楽しんでくださいね!

<完成サイズ>

高さ約23cm 幅30−17cm 底12cm 持ち手28cm

(多少サイズの誤差がございます。ご了承ください)

「準備するパーツ」

外布:ウールなど、冬素材のものがお勧めですが、コーデュロイや、ネルの生地でも大丈夫
たての長さ50cm  横の長さ32cm
内布:キルティング生地
たての長さ 48.5cm  横の長さ32cm
ポケット布:コットンなど好みの生地でOK。ニットなど収縮するものは使用しない方が無難です
たての長さ 27cm  横の長さ17cm(お好みで調整してください)

接着芯:外布が薄い生地の場合、必要に応じて準備してください
ファー:たての長さ8cm 横の長さ32cm 2枚
持ち手:30cm 2本
(今回は20mmのレザーオンテープで紹介しますが、25mmや30mmでもOKです)

それでは早速始めていきましょう

最初にそれぞれの生地の底を切る準備をします。

まずは内布のキルティング生地から、マスの中央を底に合わせて裁断すると仕上がりが綺麗なので、画像のようにマスを揃えて裁断してくださいね

底のサイズは画像の通りです。両サイド、底の中央で「たて6cm よこ10cm」にして裁断します

切り終えたところ。

持ち手の合印を入れます

中央から5cmずつに5mmの印を書いて、切っておきます

2つにたたむと、左右対称なのがわかります。

中央の合印はVに切っておくとわかりやすいです

同じように外布も底を切ります

底のサイズは「よこ6cm たて5cm」

線を引いて2枚同時に切ります

次に、内ポケットを作ります

裏にして「わ」で2つ折りにし、返し口を残して1cmで縫います

返し口は5〜6cm程残します

返し口から表にしたら「わ」をポケット口にして1cmで2つ折りにし、際を縫います

入れ口側から6cm程下に内布にポケットを縫います。

マスが左右対称になるようにまち針で止めます。ちょうどマスの中央におくとバランスがいいですよ

ポケット口で折った面が表になるように縫います

縫い目がわかりにくかったので、裏面で紹介します

こんなふうに、ポケット口のところを四角に縫うと三角で止める縫い方よりバランスも取りやすく、綺麗に仕上がります

続いて、ファーを縫います

まち針で丁寧に止めておきます。

この時、針が埋もれてしまうと危ないので、浅めに止めます

最初に端から5mmのところを、ミシン目も4.0くらいにして縫います。

ここは仮止めになります

続いて、毛を上に持ち上げて、端から5mmを縫います

この場所を塗っても毛が長いので意外と目立ちませんが、しっかりと毛を避けて縫いましょう

毛と毛の間を縫うとさらに目立たなくなります

ショート動画でも紹介しています(1分ほど)

両側縫い終えたところ

裏にして両サイド1cmで縫います

底は縫い代を開いて1cmで縫います

同じように内袋も作り、1箇所だけ底を返し口用に縫い残します

内袋に持ち手を仮止めします。この時、5mmほど外側に出るようにして縫いましょう

画像がないのでブログで紹介している工程も確認しながら進めてください

表にした内袋の中に外袋を入れて、入れ口を1cmで縫っているところです

返し口から表にして、目打ちで毛並みを整えます

マグネットボタンをつける場合は、返し口を閉じる前に付けて仕上げます。画像がなかったので、詳しい作り方はYouTube動画でも紹介していますので、是非ご活用ください

コーデュロイの生地を使ってブログでも紹介しています。

資材紹介など、こちらで不足している情報も丁寧に紹介していますので是非お役立てくださいね!

「3時間で完成!直線縫いだけで作るフェイクファートートバッグの作り方」

最後までお読みくださりありがとうございました!

皆様の手作りに役立てていただけたら嬉しいです

手芸講師 猪俣友紀

毎日更新ブログ neige+手作りのある暮らし

手芸講師/ハンドメイドクリエイター

2005年から『neige+手作りのある暮らし』ブログを運営。Webショップ作品紹介の他、バッグ、ポーチ、手作りマスクなどの作り方を公開中。9年間の手芸店講師を経て、2016年からはヴォーグ学園で講師を務め、現在は独学で身につけた”きれいに仕立てる縫い方のコツ”をYouTubeやInstagramなどのSNSを活用し、初心者向けに丁寧に音声解説紹介しています。近著に「猪俣友紀のミラクルハンドメイド定規BOOK」「端ぎれ&布耳で作るバッグと布こもの」(主婦と生活社)/「はじめてでもすてきに作れるバッグのきほん」(西東社)/「猪俣友紀(neige+)の仕立てがきれいな大人バッグ」(ブティック社)他

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