良い学校に入れると子どもはだめになる?:ムーンスパイラルと小さな池の大きな魚現象
大きな世界に出て伸びる子とダメになる子がいます。その違いはどこにあるのか、親はどうすべきなのか、心理学からお伝えします。
■第一希望校に入って挫折?
一生懸命がんばって受験して、子どもが偏差値の高い学校へ入学する。ところが、この良い学校でだめになっていく子どもがいます。どんな学校にも、トップもいれば最下位もいます。どの学校でも、おおよそ半分は平均点以下です。
中学時代はトップクラスの成績で、みんなから優秀だと思われていたのに。各中学校のトップクラスばかりが集まる高校で、今まで経験したことのない成績をとります。だれも特に優秀だとは見てくれません。
高校でトップの子が入る大学も同じです。東大でも、当然成績最下位の学生はいます。
心理学の研究によれば、実際の有能さ以上に、有能「感」が人生を決めます。有能感を失った子ども達の中には、敗北者になっていく子もいます。
有能で世界的なスポーツの学校に入って、そのスポーツが大嫌いになる子もいます。
もちろん、そんなことになっては困ります。受験をがんばることも良いことです。では、レベルの高い学校に入学したからこそ注意すべきことは、何なのか。どうすれば子どもが人生の勝利者になれるのか、心理学から具体的にお伝えします。
■ムーンスパイラル現象
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