二股交際は? 婚前交渉は? 結婚相談所でしていいこと、してはいけないこと
人気グループ「SPEED」メンバーで、昨夏の参院選で初当選した自民党の今井絵理子参院議員(33)の「不倫疑惑」。
お相手は「妻子ある」自民党の神戸市議、橋本健氏(37)だそうです。
さて、橋本市議は別居中だったとのことですが、結婚相談業界では結婚生活が破綻した人は婚活できるとお思いですか?
意外と知られていない(?)結婚相談所での婚活で「していいこと」と「してはいけないこと」を○×クイズ形式でお伝えします。
(△というお答えもあります)
問題
【1】実質的に結婚生活が破綻している場合は次の結婚相手を探すために婚活していい
【2】お見合いしたら男性からお断りしてはいけない
【3】交際を断るとき理由を伝えなくていい
【4】二股交際していい
【5】交際終了した人でも、友だちとしてだったら個人的に連絡していい
【6】婚前交渉は、していい
答え
【1】実質的に結婚生活が破綻している場合は次の結婚相手を探すために婚活していい
×
橋本市議のように、たとえ結婚生活が破綻していても、離婚調停中でも、数年別居していても、戸籍上離婚できていない場合は、結婚相談所での婚活はできません。
結婚相談所を束ねる団体(数多くあります)の中には、登録前に独身証明書の提出を義務付けるところも少なくありません。
誓約のサインが必要な団体もあります。
【2】お見合いしたら男性からお断りしてはいけない
×
結婚相談所でのお見合いは、フィーリングが合う人と、よりスピーディーに出会うことを目的としています。
ですから、明らかに「結婚相手はこの人ではない」と思ったお相手に対しては、たとえ相手が女性であっても、お断りするのがマナーです。
お見合い相手の時間を大切に考えるのが思いやりであって、「断らないこと」は思いやりではありません。
ですから、女性も断られたことを悲観することはありません。
「縁がなかったのね」と瞬時に忘れて、次のお見合いに向かう潔さが、新たな出会いにつながる行動です。
男女が逆でも、同じことが言えます。
【3】交際を断るとき理由を伝えなくていい
○
お見合いで会った男女が互いにもう一度会いたいと仲人や結婚相談所に伝えたら、「交際成立」となります。
交際が成立したら、その後、その相手ともう一度会わなければいけません。
逆に、お見合い後に一度でも会えば、いつでもその方との交際を仲人(結婚相談所)経由で断ることができます。
交際を断るとき、理由を伝える必要はありません。
なぜかというと、ある人からみて短所だったとしても、ほかの人から見たら長所かもしれないからです。
たとえ交際となった人でも、その人の主観的な意見ですので、参考にならないと判断するべきです。
個性を短所として聞いてしまって落ち込むことは無意味です。
【4】二股交際していい
△
基本的にはOKではないのですが、やむなく複数の方と交際することはよくあります。
例えば同じ日に複数の人とお見合いしたり、週末に何人かとお見合いして、複数の方とフィーリングが合ったのでどちらとも交際した、というパターンなどです。
ただし、1か月程度でおひとりに絞っていただくことをお願いしています。
というのも、お見合いでフィーリングが合い、「もう一度会いたい」と思った方でも、何度か会ううちに気持ちが変わってくることがあるからです。
1か月ほどデートするうちに、複数交際している方の中でも、フィーリングが本当に合うのか、実は合っていなかったのか、わかってきますので、「結婚相手候補ではない」と感じた時点で、できるだけ早くお断りしていただきます。
(重複交際をNGとしている仲人や結婚相談所もいらっしゃいますので、答えは△としました。団体としては容認しているところが多いです)
【5】交際終了した人でも、友だちとしてだったら個人的に連絡していい
×
結婚相談所で交際を終わらせたい場合、仲人やアドバイザーに交際終了の意思を伝えます。
意思を聞いた仲人やアドバイザーは、交際相手の仲人(アドバイザー)経由で交際相手に伝わります。
交際終了となったら、断られた人も断った人も、相手の連絡先や個人情報は全て消去して、他人に戻ります。
その後、個人的に連絡することは、絶対にNGです。
【6】婚前交渉は、していい
△
団体によって異なります。
婚前交渉やお泊りは「成婚とみなす」という団体もあれば、「自己責任」という団体もあります。
どちらの団体をいいと思うかは、あなた次第です。
というわけで、結婚相談所でも、戸籍の上で配偶者がいる状態だったら婚活はできません。
参考にしてくださいね。