県道30号を北にまっすぐ進むと、「大財三丁目」と「大財一丁目」の交差点の間に、「豆」と書かれた看板が見えてきます。

自家焙煎のコーヒー豆やドリンクを提供するカフェ「kuyuru coffee ootakara」に来ました。

福岡県柳川市三橋町で飲食店やカフェを経営するオーナーさんが、同市以外で初めて出店したのがこちら。「kuyuru coffee 」という名は柳川市のカフェと同じですが、2号店ではなく、あくまで独立した、佐賀ならではの店舗という位置づけだそうです。

外壁の右上にも「豆」との文字が。市街地に近い場所で、独立して店舗を構えているカフェは珍しく感じます。駐車場は店の前に3台分。

この外観、気になっていた方も多いのではないでしょうか。

前の通りは片道一車線で交通量が多いため、通り過ぎないよう、事前にしっかりとお店の位置を確認して行きましょう。

コーヒー香る広々とした店内で、豆からじっくり自分好みをチョイス

入ってすぐ正面のカウンターには左側にコーヒー豆が並んでおり、右側に進むとレジがあります。オープン当初よりも客席が増えていて、椅子2脚と丸テーブルが3セットと、奥に1組分で、4組分の席が用意されています。

「スイーツとコーヒーをセットで注文され、ゆっくり過ごしたいお客様が多くいらっしゃったので、席を増やしました」と店員さん。

確かにこの雰囲気とメニュー、座ってほっと一息つきたくなります。

気になるメニューはこちら。

コーヒーは豆の種類を選ぶことができます。カフェオレも、牛乳か豆乳か選べるのが嬉しい。スイーツも全てテイクアウトできます。今回は豆を買いにきたので、以前来店したときの感想は最後に少し。

「コーヒーは好きなんですがあまり詳しくはなくて…」と正直に伝えると、店員さんが丁寧にそれぞれの豆の特徴をわかりやすく教えてくださいました。カフェオレで飲むことも多い、と話したところ、ミルクとうまく溶け合いつつ、コクもしっかりと感じられる「マンデリン」を購入することになりました。家での淹れ方に合わせて挽いてもらいました。

豆は、柳川市の店舗で焙煎されたものです。目の前で挽いてもらい、香りを楽しみます。

マンデリン　700円(100g)

容器を持っていくと、1割増で豆をいれてもらえるそうです。

個人的には、挽いた豆をいれた後にしっかりと封をしてもらえるのも嬉しいです。ギフトで贈りたいときにもありがたいですね。

入口すぐの棚には、自宅やギフト用の商品が並んでいました。

１回分のドリップバッグ(170円)もあるので、シーンや予算に合わせて選べます。

さっそく家で、最初の1杯。

どっしりとした深みがありますが、舌に残る苦みはなく、すっきりとしています。確かにミルクとも合いそう。

家でのお茶の時間がすごく贅沢なものになりました。

最後に、こちらが以前、カフェオレとガトーショコラを注文したときの写真です。

ブラックを注文するか迷いましたが、ミルクと合わせても程よく残る苦みは、甘いスイーツとも相性抜群でした。

ガトーショコラは、まるでチョコレートを飲んでいるかのような濃厚さで、小ぶりですがボリュームも満足感もたっぷり。

新しいスイーツも増えていたので、また今度改めてレポートしたいと思います。

テイクアウトはもちろん、少し休憩したいときやギフトを選びたいとき、

そして今回のようにコーヒー豆のみ購入したいときにもおすすめです。