【完璧な親は目指さない!】幼児教育講師が提唱する『まぁまぁの親が最高である』理由とは?
幼児教育講師のTERUです。
日々の子育て本当にお疲れ様です!
今日は『まぁまぁの親が最高である理由』という私の大事にしている価値観の1つでもあるテーマにお話しさせていただきます。
【皆さんと共有したい価値観】
おそらくこのような記事をご覧いただいているということは、お子さんにとってより良い子育てをしていきたいと考えている方だと思います。
特に初めてのお子さんであれば今まで経験したことの無いことばかり。忙しい日々の中、子育てについて日々迷い悩みながら色んな情報を本やネットなどで調べているのではないかと思います。
私もそんな皆さんの子育てのサポートができればと想いを込めて動画や記事を作らせていただいているのですが、ただ一方で皆さんにお伝えしたいことがあります。
それが、『まぁまぁの親が実は最高』だということです。
皆さんは“子どものために子どものために”と日々頑張っていらっしゃる。本当に素晴らしいことです。
ですが、それが「完璧な親になろう!」「できることは全部やってあげよう!」と意気込みすぎて、返って自分を苦しめてしまっている方も多く見てきました。
私はこれまで多くの親御さんと関わらせていただいてきましたが、結論完璧な親になるなんて無理ですし、そんなところ目指す必要は無いです。
世の中で良いとされている子育て情報を全部を実践することなんて無理ですし、実践する必要は無いです。
私の発信している子育て勉強会から情報を受け取っていただいている皆さんには「情報を受け取りながらまぁまぁの親を目指しましょう!」という価値観でぜひ共に歩んでいけたらと思っています。
【まぁまぁの親が最高である3つの理由】
①子どもが圧倒的に主体的になり、良く思考するようになるから
親が完璧でなかったり完璧主義ではなかったりすると、その分子ども自身が考えたり主体的に動いたり問題解決をしなくてはいけなかったり、子どもが自らしないといけないことが自然と増えます。これは子どもの成長にとって大チャンスです。
親が意図して子どもにチャンスを与えるのでもいいのですが、親が多少足らない部分があったりすると「僕が代わりにやってあげよう!」「私が助けてあげよう!」と子どもの内から出るモチベーションが生まれることがあります。
その方が圧倒的に主体的で大きな成長に繋がります。
②子どもが能力を発揮できる環境が作れるから
親が完璧でいようと思わず余裕を持って生活していると、子どもにも完璧を求めずゆとりを持ちやすくなります。
子どもが能力を発揮するには「失敗しても大丈夫!」と思える環境が必要です。
自分に完璧を求めすぎてしまう親は、子どもの完璧でない部分が気になってしまう傾向がありますが、そうすると自然と子どもも挑戦することに抵抗が生まれ、能力を発揮しづらくなってしまいます。
③親の心で子どもは成長するから
親が完璧でいようといつも気を張っているような心持ちは子どもに伝わります。子どもは親の心を敏感に感じ取っています。
「お母さんなんだか疲れてるな」「なんだか辛そうだな」そんな状況が続くとそれが子どもにも影響をしていってしまいます。
反対に「まぁまぁの親でいいんだ!」と考えて多少の足らない部分や子育ての失敗も気にせず明るく楽しく子どもと接することが結果、子どもに良い影響を与えることになります。
いかがでしたでしょうか?
以上の3つがまぁまぁの親が最高な理由です。
最後に皆さんへ『3つのお願い』をさせてください。
- 私の情報を全て実践しないといけないなんて思わないでください
- 私の情報を完璧にやろうと思わないでください
- お子さんの成長のために何をしてあげるか発想だけではなく、お子さんと楽しい時間を過ごすために何をするか発想を持っていきましょう
私は子どもの教育のプロの目線から色んな情報を発信していますが、それを全部実践する必要なんてありません。
合言葉は『できる限りできる範囲』
受け取った情報の中から今まで意識できていなかったことを1つでも「やってみよう!」と、一歩踏み出せた時点で皆さんはお子さんのために最高の親になれています。
私から受け取る情報はあくまで参考程度にして、そこから「これすごく良い!」と心から思えたものだけを実践してみてください。
もしも「子どもの将来のために!」と力を入れすぎているなら、肩の力をフッと抜いて時にはお子さんとシンプルに『今を楽しむ!』そんな時間も大切にしてあげてください。
それがきっとお子さんと皆さんにとっての一生の思い出になり、そして親子の楽しかった思い出が子どもたちの将来を本当の意味で支えてくれます。
皆さんの子育てをこれからも応援させていただけたら嬉しいです。みんなで楽しく学びながらまぁまぁの親を目指していきましょう!