森田剛さんと宮沢りえさん、岡田准一さんと宮崎あおいさんはどちらも女性が再婚~今ドキの再婚事情を知ろう
V6の森田剛さん(39)と女優、宮沢りえさん(44)が結婚されました。
V6では、岡田准一さん(37)と女優の宮崎あおいさん(32)に続いて「男性が初婚、女性は再婚」というカップルです。
そこで今回、“今ドキの再婚事情”について調べてみました。
◆再婚するカップルは1年で何組くらい?
厚生労働省が平成28年度に発表した「婚姻に関する統計」(毎年公表している人口動態統計をもとに婚姻の動向について多面的な分析を行い、人口動態統計特殊報告として取りまとめたもの)から、「夫妻の初婚-再婚の組合せ別にみた婚姻件数及び構成割合の
年次推移」を掲載します。
平成27年の「夫妻とも再婚又はどちらか一方が再婚(以下、再婚カップルと表記)」は17万181組でした。
結婚したカップルの総数は63万5156組だったので、割合でいうと26.8%です。
4組のうち1組は「再婚カップル」といえます。
推移をみると「夫妻とも初婚」は減少傾向。
「再婚カップル」の割合は上昇傾向にあり、平成17年からは25%を超えています。
◆男性のほうが女性より再婚しやすい?
前出のデータから「再婚カップル」だけを抜き出し、割合を円グラフにしてみました。
夫初婚・妻再婚は4万5268組で、割合は26.6%。
夫再婚・妻初婚は6万3588組で、割合は37.4%。
夫婦とも再婚は6万1325組で、割合は36.0%。
再婚者の数でいうと、男性は12万4913人、女性は10万6593人。
男性の再婚者の数が多いことがわかります。
◆女性には再婚できない時期がある
女性には再婚禁止期間というものがあります。
長く(明治時代から)再婚禁止期間は離婚後6カ月でした。
2016年6月1日、それまでの6カ月から100日に短縮し、離婚時に妊娠していなかった場合は100日以内でも再婚可能にする民法の改正が参院本会議で可決、成立しました。
◆女性だけ再婚禁止は違憲?
女性だけに再婚禁止期間を設けた民法の規定は違憲だと、静岡県在住の20代の夫婦らが国に計300万円の損害賠償を求めていましたが、2018年3月13日、東京地裁は請求を棄却しました。
原告の女性は前夫との離婚が成立した直後に現夫との婚姻届を自治体に提出したそうですが、受理されませんでした。
◆結婚生活が破綻していたら結婚相談所で婚活できる?
既婚者が結婚相談所で婚活することは、絶対にできません。
たとえ結婚生活が破綻していても、離婚が成立していなければ、結婚相談所に登録はできません。
結婚相談所を束ねる団体の中には、登録のために「独身証明書」という書類の提出を義務付けているところもありますし、独身であるという誓約のサイン提出を義務付けているところもあります。
離婚が成立したら、たとえ女性の再婚禁止期間であっても、婚活をスタートすることができます。
婚活するのに、再婚禁止期間は関係ありません。
◆婚活する若い女性の約3割が、相手再婚者もOK!
総合婚活サービスIBJにおける調査・研究機関「婚活総研」が婚活サービスを利用中の20歳~29歳の未婚女性116名を対象にWEB形式で調査したところ、29%が婚姻歴がある異性と結婚を考えられると回答したそうです。
また、その中の3割の方が、相手に子供がいる場合でも結婚を考えられると回答されたそうです。
20代という若い方対象の調査で29%、約3割です!
再婚は決して婚活の足かせになっていないですし、私も結婚相談所を運営していて、その雰囲気は肌で感じています。
森田さんと宮沢さんの結婚を機に、再婚に関する情報をお伝えしました。
今は結婚するカップル4組のうち1組が「再婚カップル」であり、20代の婚活女性でも約3割が再婚に寛容。
女性の再婚禁止期間も短縮され、再婚を希望する方にとっては、以前と比べて明るい材料が増えているように思えます。
「これからは家族としてお互いを支え合い、刺激し合いながら、豊かに、大切に時を重ねていきたいと思います。そして、表現者として志高く歩んでいきたいと思っております。」
とメッセージをしたためた森田さんと宮沢さん。
「自分は再婚だから結婚は難しいかも・・・」と結婚や婚活を躊躇する方に勇気を与えてくれるような、幸せな結婚生活であることを望んでいます。