【昭和のお風呂】本格的な冬がくる前に!冷たいタイルの床をセルフリノベーション
昭和の家のお風呂に多いタイルの床。
タイル床は目地汚れも目立つし、何よりこれからやってくる冬の時期には冷たさが辛いですよね。
冷たい床に素足で触れることによって、血圧が急変動しヒートショックを起こす危険も。
また硬いタイルの床では転倒時のケガの心配もありますね。
そんな命に関わる危険性もあるヒートショックや転倒のケガを予防するためにも今のうちにタイル床をDIYで変えてみませんか?
自分でできる!?お風呂の床DIY
お風呂の床を自分でDIYなんてムリでしょ!と思われがちですが意外と簡単です。
普通のお部屋やトイレなどクッションフロアを貼るのとそう変わりません。
バスナフローレで簡単DIY
使用するのはお風呂の床専用の床シート「バスナフローレ」です。
見た目は少ししっかりした厚めのクッションフロアといった感じ。
色、柄も豊富で好きなものを選べますよ。
バスナフローレ専用の接着剤などがセットになった物を購入すると良いと思います。
必要な物
- バスナフローレ
- バスナ施工材料パック
- コーキングガン
- マスキングテープ
- 圧着ローラー
- カッター
- 地ベラ
バスナフローレ・施工パック・コーキングガンとクッションフロアを貼るときの道具があればOKです。
施工してみよう!
材料が揃ったら、さっそく施工してみましょう!
今回DIYするのはこちらのタイル床です。
かなり汚いので・・・少しモザイクかけました・・・。
1.下地を整える
まずは、タイルと目地部分のデコボコを平らに慣らすために施工材料パックに入っているクイックレベラー(セメント)で平らにしていきます。
もともとの床が排水溝に向かって緩やかな傾斜が付いているはずなので、同じように排水されるよう傾斜がつくように気をつけてください。
2.床の型取り
ここからはトイレのクッションフロア貼りと同じです。
新聞紙などで床の型を取り、型に合わせてバスナフローれを切っておきましょう。
3.接着剤を塗る
付属の接着剤を櫛目コテで塗ります。
接着剤は写真の2種類を混ぜて使います。
床全体にまんべんなく接着剤を塗ってください。
4.バスナフローレを貼る
中に空気が入らないようにバスナフローレを貼っていきます。クッションフロアを貼るのと同様です。圧着ローラーでしっかり圧着します。
5.端をコーキングする
隙間から水が入り込まないように端はすべてコーキングします。
排水溝まわりも忘れずにコーキングしましょう。
注意ポイント:クイックレベラーの失敗と対処法
これは、私が実際に失敗したことなのですが・・・
施工パックの中にクイックレベラーという下地補修材があります。
粉状のものに水を混ぜて使うのですが、
水の量が足りなかった?(説明書通り計ったのですが・・・)
錬り方が足りなかった、または遅かったのか
混ぜているうちにポロポロ固まり始めました。
水を足したら熱を持ちだして更に固まる。・・・・失敗です。
仕方なく普通のセメントを使いましたが、問題なく施工はできました。
ただ、白いセメントはシートが接着しないらしく、やめた方がいいようですのご注意を。
昭和のお風呂もDIYでオシャレに快適に
床も壁もタイルの古い風呂でしたが、床をバスナフローレに変えるだけでかなり古くささが無くなりますね。
何より寒い冬の防寒対策、ヒートショックや転倒などの事故対策に、今のうちに準備してみませんか?